ITソリューションコンサルタントの1日

コアコンサルとITのスキルを並行して磨き上げ
「働く人を支える」コンサルタントに

コンサルタントの1日とは、一体どのようなものなのでしょうか。どのようなプロジェクトにアサインされ、どのように活躍し、そしてどのようにプロフェッショナルとしての経験や知識を積み上げているのでしょうか。PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)のITSC(ITソリューションコンサルタント)職として活躍する若手コンサルタントの「1日の動き」を紹介します。
 
※所属、役職およびインタビュー内容は掲載当時のものです。
 

Y.Fukuda(#itsolutionconsultant)
PwCコンサルティング合同会社 IT Solution Consultant アソシエイト
2020年4月入社

Background

日英の大学を卒業。語学力を生かし、グローバルに活躍することを目指す

私は日本の大学と英国の大学、2つの国の大学で学位を取得し、PwCコンサルティングに入社しました。日本の大学で学んでいたのは社会学です。主に過労死など労働問題についての研究を行っていました。英国の大学で学んでいたのは教育学や言語学。日英の異なる環境下で多様な学びに触れることができ、充実した学生時代を過ごすことができたと感じています。

コンサルティング会社を志望したのは2つの理由からです。1つ目は興味のある分野という観点で、大学での学びを通して、日本の労働環境に対して大きな課題を感じていたためです。留学したことで日英の働き方の違いにも驚かされました。「もっと働く人が輝けるような環境がつくれるはず」「働く人を支えたい」。そんな観点から、コンサルティング会社に興味を持つようになりました。2つ目は、「語学力を生かしてグローバルに活躍したい」という目標です。新しいことを学ぶのが好きなので、開かれた、刺激のある環境の中で学び続け、グローバル人材として成長したいという思いを持って志望しました。

こうした思いがかなえられそうだと感じた会社が、私にとってPwCコンサルティングでした。「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」というPurpose(存在意義)を掲げているところ、そして説明会や面接で出会った“人”の魅力に引かれました。コンサルタントらしいロジカルな思考や高いビジネススキルに加えて、常に学ぶ姿勢を持つ勉強熱心な方ばかりで、「こういう人たちに近づきたい」「一緒に働きたい」と強く思ったことを覚えています。

もう1つ、入社の決め手になったのが、ITSCとして2年間の研修を受けられるというところです。就職活動中に「これからの時代は、どのような仕事であっても必ずITが必要になる」「自分の市場価値を高めるためにもITスキルを身につけたい」と感じており、文系出身でそもそもITスキルに不安があったということも相まって、手厚い研修は非常に魅力的でした。しかも、コアコンサルのスキルとITスキルを同時に磨くことができるのです。ほかの会社にはない、なりたい自分に近づける環境がPwCコンサルティングにはあり、迷うことなく入社を決めました。

入社後の約半年間は、座学とワークを中心とした研修を受け、その後、OJTという形で実際のプロジェクトにアサインされました。現在は製造業のクライアントを対象に、国内本社と欧州の拠点とのネットワークやコミュニケーションツールを統合するプロジェクトに従事しています。このプロジェクトは国内外の従業員同士が効果的にコラボレーションできるような基盤を構築するもので、元々関心のあった「働く人を支える」というテーマに通じると感じています。

Daily Schedule

日本と海外のコミュニケーションツールを統合するプロジェクトを担当。多忙ながらも充実した毎日

9:30 始業

朝は8:00頃に起きています。クライアントの欧州拠点と密接に関わるため、時差を考慮して始業は少し遅め。9:30頃にパソコンを開いて、まずはメールチェックから始めています。クライアントの日本本社、日本本社側の複数ベンダー、欧州拠点、欧州拠点側の複数ベンダーと関係先が多いため、届くメールもかなり多めです。進捗に関する質問や技術関連の問い合わせなどに、日本語と英語を使い分けながら素早く返信していきます。並行して、カレンダーアプリに1日のスケジュールを入力。テレワーク環境で仕事をしていることもあり、上司やチームメンバーとの情報共有のためにも、タスクを細かく記載するようにしています。また、クライアントとのミーティングに向けた資料の確認や更新作業なども行います。朝は主に細かな作業に時間を割いています。

10:30 クライアントとオンラインミーティング

このプロジェクトは、複数のサブチームで構成され、私はコミュニケーションツール統合などのチームを担当しています。この日はチームの定例会があり、全体のスケジュールと、各タスクの進捗確認などを行いました。クライアントとベンダー2社から合計17名の担当者が集まり、それぞれの進捗や課題などを報告し合うため、整理しなければならない事項が次から次へと出てきます。聞き漏らしのないよう集中して話を聞き、しっかりとメモを取りつつも、要所で質問を投げかけるなど、確認事項をクリアにしていきます。プロジェクト全体を見渡して、現在発生している課題を詳細に把握し、次のアクションを明確化していくことも重要な役割として求められています。

11:30 議事録の作成、定例会用資料の更新など

ミーティングが終わったら、すぐに議事録の作成や定例会用資料のアップデートなどを行います。同時に、遅れが出ている部門の担当者にアクションを促し、各担当者と連絡を取り合ってスケジュール調整などの業務も。プロジェクトがスムーズに進むよう、各所に働きかけます。

12:00 ランチ

前日の夜にタレに漬けておいた肉を焼いたり、パスタを茹でたりと、ほぼ毎日、自炊をしています。食事をしたあとは散歩に出かけ、日の光を浴びて気分転換!

13:00 資料の作成など

15:00からスタートする欧州拠点とのミーティングに向けて資料を作成します。自分の担当領域に関する課題や今後のアクションなどを整理し、資料にまとめ、自らの言葉で説明できるよう心掛けています。海外の方はディスカッションベースの意思決定を重要視しているため、資料の内容をそのまま説明するのではなく、書かれている内容の背景や経緯、それに対する自分の意見などを具体的に話すよう心掛けています。

15:00 クライアントの欧州拠点とオンラインミーティング

日本時間の15:00が現地の9:00にあたるため、欧州拠点とのミーティングはいつもこの時間帯から始めています。まずは担当チームの全体ミーティング。ロシア、スイス、英国、インド、そして日本と、多様な国々の関係者が集まり、進捗の確認を行いました。続いて17:00からはスイスの方が主体となる別チームのミーティングに参加。毎日、3~5件程度のミーティングに参加しています。時には私が英語でファシリテーションを行ったり、クライアントメンバーに対して通訳をしたりすることもあります。

18:00 終業

ミーティングの決定事項やToDoの整理、議事録作成、各所への連絡などを行って、18:00頃には終業します。仕事を終えたあとは、ヨガのオンラインレッスンで身体を動かすなど、ちょっとした運動をしています。ほかには、料理や洗濯など。一人暮らしなので、家事をしていることが多いです。資格試験の勉強やインプットは土日にまとめて行うようにしています。担当するシステムやアプリケーションに関する講座を受講したり、自分のパソコンで環境を構築してみたり。ITはやればやるほど身につくので、楽しく、意欲を持って勉強に取り組めています。

Message

挑戦し続ける人、学び続ける人とともに働き、一緒に成長できる

PwCコンサルティングにはスピークアップの文化が根付いています。スピークアップというのは「自分がやりたいと思ったことについて積極的に声を上げよう」「上がった声を尊重しよう」という姿勢や考え方のことです。私も「欧州と関わる仕事がしたい」と言い続けたことで、今回のプロジェクトにジョインすることができました。自分の夢が着実にかなえられているという実感があり、とても大きなやりがい、そして充実感を感じています。

また、入社前のイメージ通り、素晴らしい先輩方が多いところも魅力です。何かに挑戦している人、プロフェッショナリズムを持っている人、学び続けている人が本当に多いです。そんな環境に身を置いて一緒に働くことができて、とても幸せです。

もう1つユニークだなと思うのが、外資系の会社ではなく、あくまでグローバルネットワークとしてつながっているというところです。各国のグループ会社がそれぞれ独立した存在であり、対等な関係で、パートナーとして協力し合えるところも魅力の1つであると思います。

就職は人生の一大イベントです。悩みも多いと思いますが、悩めば悩んだだけ、何のために働くのかが明確になりますし、その経験が財産になるはずです。ぜひ、自分の気持ちやキャリアプランにとことん向き合ってくださいね。その中で、もしコンサルティングに興味が向いたら、PwCコンサルティングの門を叩いてみてください。人、制度、文化など、さまざまな面で独自性と魅力がありますし、何より成長できる環境があります。ここで一緒に働けることを、心から楽しみにしています。

Private

休日に友人と東京スカイツリー周辺を散歩し、スイーツを楽しんだ時の写真です。おしゃれなカフェで読書やIT関連の勉強をするなど、インプットの時間も大切にしています。平日は自宅にいることが多いため、公園でピクニックやバドミントンをして日光を浴びることも心掛けています。

Y.Fukuda(#itsolutionconsultant)
PwCコンサルティング合同会社 IT Solution Consultant アソシエイト 
2020年に大学卒業後、新卒でPwCコンサルティングに入社。 ネットワークやコミュニケーションプラットフォームのグローバル統合案件に従事。 ITソリューションの知識を身につけながら、多国籍のステークホルダーとのコミュニケーション、ファシリテーションを行い、クライアントを支援している。

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