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私は大学3年生のとき、ドイツ留学を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で渡航直前に延期となり、最終的には留学自体を断念することになりました。世の中の動きを見て、何か代わりに集中できることを探そうと考えたときに目を向けたのが、U.S.CPA(米国公認会計士)の資格取得でした。会計の知識は「ビジネスの共通言語」とも言われており、どんな業界でも活かせるスキルです。将来は海外でも働いてみたいという夢もあり、U.S.CPAの取得はその夢に近づく手段になると感じました。
資格取得までの間、監査の現場に触れながら働ける環境を探していたところ、当法人を紹介されました。監査業務に携わりながら知識を吸収でき、資格取得に向けたサポートも充実している。勉強と実務を両立できる環境として、私にとって理想的な場所でした。
私が担当している業務は、監査業務の標準化や自動化を進める業務と、監査チームとともにクライアントの監査業務に従事する業務の大きく2つがあります。私は1年目から監査チームにアサインされ、保険やファンドといった専門性の高い業界の監査業務を担当しました。特別な会計処理が必要な場面も多く、最初は目の前の業務に必死で取り組んでいました。2年目からは少しずつ慣れてきて、以前から興味のあった小売業や製造業のクライアント案件にも携わるようになりました。内部統制のヒアリングや棚卸立会、デジタルツールの活用支援など、業務の幅も広がっています。
印象的だったのは、ある食品製造業のクライアントでの棚卸立会です。冷凍庫の中で商品の数量を数えるという業務で、事前に先輩から「凍える棚卸立会だから心して」と言われていたものの、実際に震えながら商品を数えた経験は忘れられません。棚卸立会は、棚卸資産が適切に管理されているかを判断する重要な監査手続です。現場に赴くことでクライアントとの関係も深まり、日常生活でもその商品の存在が気になるようになりました。こうした経験を通じて、監査の奥深さを実感しています。
現在はU.S.CPAの取得を目指しながら働いています。海外にグループ企業があるクライアントの監査を担当した際には、海外の会計基準と日本の会計基準の違いにどう対応するかといった高度な業務にも触れることができ、教科書で学んだことを実務でリアルに体感できるのが大きな学びになっています。私は監査チームの上長をサポートする立場ですが、身近で業務に触れることで知識の定着を実感できており、入社して本当に良かったと思っています。
会計士の資格がなくても公認会計士のメンバーと一緒に働けることは、就職活動中の私には知らなかった事実でした。このような仕事があること、非監査業務を担当するメンバーが多く存在することを知り、資格取得を目指す人にとって両立しやすい環境だと感じています。また、業界を限定せず多様なクライアントを担当できるため、業界特有の会計処理や企業の特徴を短期間で学ぶことができます。その中で「この業界をもっと深く知りたい」といった希望が生まれれば、それを考慮したチームにアサインされることもあります。自分のキャリアの方向性を見定めるうえで、非常に柔軟な環境です。自己成長や自己実現のために、幅広い選択肢が用意されているので、入社後に実務経験を土台にしながら自由にキャリアパスを描いていけるはずです。
K.Kasukawa
担当領域:会計監査
入社年度:2022年
※PwCビジネスアシュアランス合同会社より組織変更のため転籍
※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。