―実際に入社して感じたギャップはありましたか。
Suzuki
「PwCは能力の高い人たちが休みもなく働いている」という噂が、監査業界だけではなくIT業界でもまことしやかにささやかれていました。私がCTSRへの転職が決まったという話をすると、周りの人からは「考え直した方がいいんじゃないか」と、心配されることが多くて、私自身もどんなところなんだろうと不安でいっぱいでした。ところが、実際に働いてみると穏やかな人が多くて働きやすいし、休みも十分に取ることができます。そこが一番大きなギャップだったかもしれません。
監査の仕事は初めて経験することばかりでしたが、難しさよりも面白さや興味深さの方が大きかったです。いろいろな会社の監査に携わってきましたがこれまで全く知らなかった業界や会社の業務に関する知識が増えるのが、すごく楽しいですね。前職ではもうこれ以上成長できないかもしれないという不安がありましたが、CTSRに入社してから、まだまだ成長のチャンスがあると実感できました。
―CTSRはどのような人に向いていますか。
Suzuki
SEは技術力が一番大切で、成長するためには最新の情報を調べて身につけたり、常にスキルを磨いていったりする必要があります。それに対して監査は深い技術力よりも、アセスメント(客観的に評価・査定するプロセスや手法)をするために幅広いITの知識やスキルが求められます。監査の基準は法令やガイドラインなどのアップデートがほぼ毎年あり、それに合わせて使用するツールも変わっていきます。こういった変化を楽しめる人が向いていると思います。
あとはコミュニケーション能力も大切です。ときにはクライアントに対して厳しい結果をお伝えし、改善をお願いすることもあります。そういうときに普段からコミュニケーションを密にして、信頼を築くことができているとお互い納得した上で業務を進められると思います。そういった面で、コミュニケーションスキルも必要になります。
Ayabe
CTSRは自分の知識や技能でお客様からお金をいただくプロフェッショナルの集団です。そのためにはやはり成長しなくてはいけないので、楽しみながら成長できる人ですね。あと技術職とはいっても、サービス業なので監査という評価をする側であっても、クライアントから「ありがとう」という言葉をいただくこともあります。その言葉を聞いて、嬉しいと思える人は向いていると思います。
Suzuki
そうですね。改善したことで、会社としても良くなりましたといっていただけると、本当に嬉しいです。この仕事をやっていてよかったと実感できます。