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2021-03-03
Japan Tax Update - Issue 171
2021年3月3日
令和3年度(2021年度)税制改正法案(「所得税法等の一部を改正する法律案」及び「地方税法等の一部を改正する法律案」、以下、「税制改正法案」)、及び産業競争力強化法等の改正法案(「産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案」、以下、「産業競争力強化法等改正法案」)が、第204回国会に提出され、衆議院において審議が開始されました。産業競争力強化法等の改正は、「新たな日常」に向けた取組を先取りし、長期視点に立った企業の変革を後押しするため、ポストコロナにおける成長の源泉となる、①「グリーン社会」への転換、②「デジタル化」への対応、③「新たな日常」に向けた事業再構築、④中小企業の足腰強化、⑤「新たな日常」に向けた事業環境の整備等、の措置を講じる必要がある、との認識の下で内容の見直しが行われたものです。
産業競争力強化法等の改正に係る税制措置として、①カーボンニュートラル投資促進税制の創設、②DX(デジタルトランスフォーメーション)投資促進税制の創設、③繰越欠損金の控除上限の特例、④中小企業の経営資源の集約化に資する税制の創設、⑤事前認定不要の株式対価M&Aの株式譲渡益の課税繰延制度の創設(現行の産業競争力強化法に規定する「事業再編計画」による特例の廃止)等が、令和3年度税制改正法案に盛り込まれました。本ニュースレターでは、産業競争力強化法の改正法案(以下、「産業競争力強化法改正法案で、「産業活動における新陳代謝」として新たに加えられた、「事業適応」に関連する税制措置(カーボンニュートラル投資促進税制、DX投資促進税制の創設、認定事業適応法人の欠損金の損金算入の特例(繰越欠損金の控除上限の特例))の適用に係る留意点について解説いたします。
なお、今後の審議状況等によっては、内容に変更が生ずる可能性もありますのでご留意ください。
(全文はPDFをご参照ください。)
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