CO₂の排出が不可避の自動車業界において、2050年に向けたカーボンニュートラルの取り組みは最重要テーマの一つだ。その範囲は単に自社のみでCO₂排出量を減らすだけにとどまらず、サプライチェーン全体での削減や資源循環といった広がりを見せている。
「真の“SX”に挑む企業たち ~Striving for a sustainable future~」特設サイトでは、真のサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)の実現に挑む企業と、それらの企業を支援するPwC Japanグループとの対話を通して、SXを実現する上でのチャレンジや、その乗り越え方、SXに向けた取り組みのあるべき姿を探る。今回は、先進的な環境負荷低減の挑戦を続ける本田技研工業株式会社で環境戦略、資源循環、サプライヤーコミュニケーションに取り組む各担当部署のキーパーソンと対話を行った。
※本稿は日経ビジネス電子版に2025年5月に掲載された記事を転載したものです。
※法人名、役職などは掲載当時のものです。