医彩―PwC Healthcare Hub

第15回 東北メディカル・メガバンク機構が目指すこれからの医療

  • 2023-09-28

医師や看護師などの医療従事者、最新の知見や技術を持つ研究者、医療政策に携わるプロフェッショナルなどを招き、その方のPassion、Transformation、Innovationに迫るシリーズ「医彩」。第15回は東北大学東北メディカル・メガバンク機構で機構長を務める山本雅之先生をお迎えします。人はなぜ、どのようにして病気になるのか――。この課題解明のため、ゲノム解析研究とその利活用の仕組みの構築にパッションを注ぐ山本先生。日本がゲノム解析情報を利活用して早期予防・治療を実現するには何が必要なのでしょうか。お話を伺いました。(本文敬称略)


登場者

東北大学東北メディカル・メガバンク機構 機構長
山本雅之先生

PwCコンサルティング合同会社
執行役員,  パートナー
船渡 甲太郎(医師)

PwCコンサルティング合同会社
アソシエイト
矢口菜穂子

左から 船渡、山本氏、矢口

左から 船渡、山本氏、矢口

※所属法人名や肩書き、各自の在籍状況については掲載当時の情報です。

※1 コホート研究……疾病の要因と発症の関連を調べるための観察的研究の手法

※2 バイオバンク……血液や尿などの生体試料、生活習慣や病気の既往、居住環境などの健康情報、遺伝子解析情報などを、個人情報を除いたうえで体系的に収集・保管・分配するシステム
https://www.megabank.tohoku.ac.jp

※3 大規模前向きゲノムコホート設置の重要性https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/genome/genome_dai9/siryou1.pdf

主要メンバー

船渡 甲太郎

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

Email

矢口 菜穂子

アソシエイト, PwCコンサルティング合同会社

Email

医彩―PwC Healthcare Hub

Loading...
Loading...

インサイト/ニュース

20 results
Loading...

日本の未来とグローバルヘルス:医師偏在の緩和に妙薬はあるのか? 自由と規制の狭間で揺れる諸外国の取り組みを通じて占う、わが国の前途(前編:米国および英国)

厚生労働省は、2024年に「医師偏在の是正に向けた総合的な対策パッケージ」を策定しました。医師の偏在対策は海外でも固有の医療制度や政治・経済情勢の下、自由と規制の間を行き来してきました。前編では米英2カ国における取り組みについて概観し、日本が進めようとしている施策への示唆を得ることを試みます。

日本の未来とグローバルヘルス:医師偏在の緩和に妙薬はあるのか? 自由と規制の狭間で揺れる諸外国の取り組みを通じて占う、わが国の前途(後編:ドイツ・フランスおよびロシア)

厚生労働省は、2024年に「医師偏在の是正に向けた総合的な対策パッケージ」を策定しました。医師の偏在対策は海外でも固有の医療制度や政治・経済情勢の下、自由と規制の間を行き来してきました。後編では独仏露の3カ国における取り組みについて概観し、日本が進めようとしている施策への示唆を得ることを試みます。

医薬品の安定供給を支える、OTセキュリティ実装の道筋とは

近年、製造設備などの制御系システムを守るOT(運用技術:Operational Technology)セキュリティの重要性が高まっています。第一三共株式会社でOTセキュリティ強化の活動に従事する江口武志氏に、実際の導入から運用立ち上げをどのように進めたか、現場への浸透における難しさやチャレンジについて聞きました。

Loading...

本ページに関するお問い合わせ

We unite expertise and tech so you can outthink, outpace and outperform
See how