ファンドニュース(134)「金融機関の内部監査の高度化」に向けたプログレスレポート(中間報告)の公表

2024-05-02

ファンドニュース(134)

金融庁は2023年10月に「『金融機関の内部監査の高度化』に向けたプログレスレポート(中間報告)」を公表しました。金融庁は、金融機関が業務の適切性や財務の健全性を確保し、金融システムの安定に寄与していくためには、持続可能なビジネスモデルを構築し、ガバナンスが有効に機能していることが重要であり、そのためには、内部監査部門がその使命を適切に果たすことが必要であるとしています。また、金融行政の効率性を高めるため、各金融機関の内部監査の水準に応じてモニタリングの対象領域や深度を決定していくとしています。

環境変化に伴うリスクの多様化・複雑化が進展する資産運用業界において、内部監査の重要度が高まっています。今回のファンドニュースでは、「『金融機関の内部監査の高度化』に向けたプログレスレポート(中間報告)」の内容を解説するとともに、資産運用会社における内部監査に対する示唆を示します。

ファンドニュース「金融機関の内部監査の高度化」に向けたプログレスレポート(中間報告)の公表

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