製品のサイバーセキュリティは品質問題である――欧州CRA・改正PLDが問うデジタル製品の品質責任

  • 2026-10-20

欧州で進む製品セキュリティ規制の二重構造

2024年後半、欧州連合(EU)はデジタル要素を含む製品のセキュリティに関わる二つの重要な規制を相次いで公布しました。一つは2024年12月10日に発効したサイバーレジリエンス法(Cyber Resilience Act、以下CRA)であり、もう一つは同年11月18日に公布され12月8日に発効した改正製造物責任指令(Product Liability Directive、以下改正PLD)です。

CRAはデジタル要素を含む製品について、「どのようなセキュリティ要件を満たさなければならないか」という技術的義務を定め、改正PLDは「要件を満たさなかった場合に何が起きるか」という製造物責任を定めています。CRA違反は改正PLDにおける製品欠陥の推定根拠となり得るため、CRAに準拠しないとみなされる場合は製造物責任訴訟リスクにつながる可能性があります。

執筆者

奥山 謙

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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道輪 和也

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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山口 直幹

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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エレドン ビリゲ

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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