職員一人一人が自身の成長に責任を持ち、能力を最大限に発揮し続けるために、キャリアの方向性を選択できるPwC Japanグループ。そこで10年以上キャリアを重ねているのが、PwCコンサルティング合同会社のK.Moriiと、PwC税理士法人のM.Kimuraです。転職でキャリアやスキルの向上を目指すことが多い中、同じ企業で長期にわたり働き続けてきた二人に、どのようにキャリアを築いてきたのか聞きました。そこには、チャレンジできる組織風土とそれを応援する人的ネットワークがあり、キャリア形成を支えていることが分かりました。
K.Morii
前職ではジョブローテーションを通じ、各部署でじっくり経験を積んでいくスタイルでした。キャリアの重ね方として素晴らしいスタイルの一つだと思いますが、女性として将来のライフステージの変化を考えると、キャリア形成に時間がかかってしまうと感じました。自分のペースでキャリア形成をしていきたいという思いから、転職を意識するようになりました。
また、海外で暮らした経験から、グローバルなビジネスへの関心もあり、せっかく転職するならグローバルなコンサルティング企業で働いてみたいと、現在のPwCコンサルティングを選びました。前職の知見を生かせればと、ファイナンストランスフォーメーション(経理・財務・経営企画領域)を希望。それ以来、一貫してこの領域でキャリアを積んできました。
PwCコンサルティング合同会社
シニアマネージャー
K.Morii
3年間、自動車メーカーの経理部でキャリアを重ねたのち入社。ファイナンストランスフォーメーション(経理・財務・経営企画領域)に所属し、2019年から2年半ほどシンガポール出向を経験。現在はシニアマネージャーとして複数の案件を担当している。
K.Morii
前職では、決まった制度やルールの最新動向を確認しながら、それらに従って遂行する仕事が中心でした。それに対しコンサルティングでは、クライアントの課題解決や価値創造につながる提案をしたり、実装を支援したりしています。ビジネスに対する考え方や顧客への向き合い方、思考プロセスなどがすべて異なり、最初は苦労しました。
K.Morii
何か特定の知識やスキルを習得したから乗り越えられた、というわけではありません。コンサルタントとして、常に学び、顧客の期待に応えるマインドセットや思考プロセスを身につけることが大切だと感じ、失敗したり課題に直面したりするたびに、上司から丁寧にフィードバックをもらいました。それが成長につながったと思います。
またこれはPwCの大きな魅力だと思うのですが、誰もが成長意欲に溢れていて、互いに教え合い学び合う風土や、リレーションを大切にするカルチャーが根付いています。こうした環境も自分の成長を支えてくれたと感じています。
K.Morii
PwC Japanグループのコーチング制度では、メンバー一人一人にコーチがつきます。プロジェクト内で悩みがあれば上司に相談しますが、キャリア形成や日常で思うことなど、何でもカジュアルに相談できるコーチがいて、いつも助けられています。
K.Morii
海外勤務に対する思いは当初は漠然とした憧れのようなものだったのですが、若手の時期に海外研修プログラムがあることを教えてもらい、まず欧州での1週間の研修に参加。実際に現地で体験したことで、海外で働くことがより具体的にイメージできるように変わっていったように思います。その後、キャリアを重ねる中で、クライアントである日系企業が、グローバル目線でビジネスや経営を考えていることに気づきました。クライアントの期待値を超える提案をするには、私もグローバルな目線を持たないと太刀打ちできないのではないか。そんな悩みについてコーチと会話を重ねていった結果、2019年から「Global Mobility」と呼ばれる海外出向プログラムで、シンガポールに2年半ほど出向する機会につながりました。
K.Morii
日本ではプロジェクトの提案段階から参画することが多かったのですが、シンガポールでは進出している日系企業に対し、ビジネスの開拓段階から担当することになりました。自分の専門分野以外も扱わなければならない状況になった時、シンガポール法人内はもちろん、PwC Japanグループのさまざまなプロフェッショナルに相談することで、各領域に詳しい専門家につながっていくことができました。PwCのリレーションを大切にするカルチャーに大いに助けられました。
K.Morii
特に戸惑いはありませんでした。周りに相談できる上司や先輩がいる心強い環境だったので、むしろ昇格にチャレンジしたいという前向きな気持ちの方が大きかったです。
PwCには、チャレンジできる幅が広く、新しい価値・選択肢を自ら作り出すことが歓迎される風土があります。海外での挑戦も、その経験を基にシニアマネージャーとしてプロジェクトに携わってみたいという意欲も、受け入れてもらえました。自分なりにキャリアを磨きながら成長でき、仲間とのリレーションも貴重な財産になっています。
K.Morii
人と人のリレーションが財産であり、常に新しいことに挑戦できるのがこのファームの魅力です。駐在中、新たなことを行う時にはPwCのネットワークを活用しながらプロジェクトの推進を行いました。10年ほどの年月をかけて作り上げたPwCでのネットワークは、自分にとって失いたくない大切な財産だと感じています。ネットワークがあるだけでなく、困った時に快くレスポンスを返してくれる人がいるカルチャーはPwCならではです。
今後の目標として、これからもクライアントに寄り添いながら、挑戦を続けていきたい。特に人と人、企業と企業、ビジネスとビジネスを結ぶ橋渡し役を担いながら、新しい価値創造を導いていく。そんなコンサルタントとして成長していきたいと考えています。
M.Kimura
前職では、上場企業や上場準備企業の会計監査を担当していました。やりがいのある仕事でしたが、もっと顧客に寄り添う仕事がしたいという思いが強まりました。そこで、会計だけでなく税務、特に事業承継などの相続税の知識を身につけたいと転職を考えました。
PwC税理士法人は、前職の先輩が転職していて、活気があって自由な働き方ができそうという印象があり、また事業承継・資産税の部門があるということで選びました。最初は日系のオーナー企業に対する事業承継サポートをする部署で勤務しました。その後、現在の税務レポーティング・ストラテジーに異動。税務申告業務、税務調査対応などの税務コンプライアンスサービス・コンサルティングサービスを提供しています。
PwC税理士法人
マネージャー
M.Kimura
大学在学中から大手監査法人に勤務。税務に関わりたいとの思いで現在のPwC税理士法人に転職。3度の産休・育休を経て、現在はマネージャーとしてクライアントとの関係構築や業務の提案、スタッフの育成・サポートなど幅広く活躍している。
M.Kimura
ほとんどありませんでした。相続税、贈与税、所得税、法人税、消費税などの知識や、税務の考え方を自分のなかで定着させるまでに時間がかかりました。悩んだり、失敗も経験したりしましたが、その都度上司から丁寧なフィードバックをもらい解決できたことが、成長につながっています。
M.Kimura
母が専業主婦という家庭で育ったので、育児に時間をかけたいという思いがあり、育休復帰後は時短勤務をしていました。ただ、第三子の育休中、この先のキャリアを考えた時に、もっと仕事を頑張りたい、仕事と家庭のどちらも充実している人になりたい、という欲が出てきたのです。
それを実現できたのは会社のおかげです。約8年間、家庭中心の生活を送っていたのですが、「仕事をより頑張りたい」と相談すると、どんどんその環境を提供してくれました。逆に家庭を優先して仕事をセーブしたい時は、それも認めてくれます。
M.Kimura
子どもたちがいつ体調不良になって呼び出されるか分からないので、仕事を前倒しで進めるようにしています。
限られた時間の中でも、挑戦することを大事にしています。2024年に初めてクライアント先に常駐した時には、一人で決断する場面が多いことが想定され、自分に務まるか不安でした。でも実際には、さまざまな部署のメンバーに相談し、サポートしてもらい、一人で決断どころかPwC内のネットワークでいろいろな方に助けていただきました。
M.Kimura
自分のライフステージに合わせて、働き方や働く環境を調整してもらえるのは、大きな魅力だと思います。育休も希望どおりに取得できますし、一番ありがたいのは、リモートワークで自分のペースで仕事ができること。小学生の子どもが学校から帰る時間には、母親として家にいたいと考えているので、リモートワークによって実現できるのが、ありがたいです。
コーチング制度も魅力です。コーチとしっかり対話する頻度は月1回。この他、相談したいことがあれば、いつでも相談に乗ってもらえます。新しい仕事に取り組む時は「こうやるといいよ」「ここに気を付けたらいいよ」など具体的に教えてもらえるので、ありがたく思っています。妊娠中、体調がすぐれない時に相談すると、コーチが仕事を調整してくれて、傷病休暇を取ることもできました。
M.Kimura
クライアントへの貢献についてはもちろんですが、マネージャーとして、一緒に働いているメンバーが気持ちよく働けるようにできたらなと思っています。自身のキャリアについては、振り返った時に「あの頃は充実していたな」と思えるような日々が過ごせたらいいなと。そして、子ども3人をしっかり育てること。子どもたちが自身の力で社会に貢献し、幸せを感じられるような人に育ってほしいと願っています。
K.Morii
コンサルティングと税理士法人では違いがあるのかと想像していましたが、ライフステージに合わせた自分らしい働き方を選べることや、人と人のリレーションによってお互いのキャリアを支えている共通点があってうれしかったです。会社側が決めた働き方に自分が合わせに行くのではなく、いろいろな働き方、多様性を認めるカルチャーがグループ全体に根付いていることを改めて実感しました。
M.Kimura
「ネットワークがあるだけでなく、困った時に快くレスポンスを返してくれる人がいるカルチャー」とMoriiさんが話していましたが、まさにそれを感じる場面が多く、それがPwCの良さなのかなと思っています。経験したことをお互い持ち寄ることで、新しいアイデアが生まれ、それが大きな仕事につながると思うので、今日、お話ができて本当によかったです。
※法人名、役職などは掲載当時のものです。