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PwCコンサルティング入社前は、日系化学メーカーでの営業技術や品質保証の部門を経て、米国系のメーカーに勤務しました。10年以上にわたって品質保証や調達・購買といったバリューチェーン全体に携わった後に、情報セキュリティに従事するようになり、最終的には日本の全拠点の情報セキュリティを統括していました。
転機は、取引先である日系企業のグローバルサプライチェーンの現場で痛感した「重要技術情報管理の脆弱さ」への気付きでした。前職ではノウハウ管理を重視する立場にあったので、そこで初めて、性善説をベースに重要技術情報が管理されている姿を目の当たりにしました。このままでは世界でも競争優位性の高い「ものづくり日本」の技術が守れなくなる。この危機感をきっかけに、情報セキュリティ、とりわけ重要技術情報の保護という観点から、より広い形で日本企業を支援したいと考え、コンサルタント未経験ながらPwCコンサルティングに飛び込みました。
現在、私が担っているのは「知財(知的財産、IP)ガバナンス」という領域です。前職で抱いた日本企業の重要技術情報管理への危機感や、昨今の経済安全保障の潮流、投資家への知的資本の説明責任の高まりを背景に、自らパートナーに提案し立ち上げたサービスです。目下、案件の獲得から遂行まで実績を重ねているところです。
そうした中で感じるPwCの強みは、弁護士法人や監査法人などとグループ横断で連携できる点です。専門家と協働しながら知見を補完できる環境が、新たな領域への挑戦を支えています。いくつかの案件を経験するうちに、目標達成に向けて着実に前進している手応えを感じています。それが挑戦を続ける原動力になっています。
一方で、使命感を胸に40代半ばで転身したものの、毎週クライアントに成果を届けるデリバリーサイクルへの対応には苦労も伴いました。しかし、初めてアサインされたプロジェクトのマネージャーやリーダーが的確にフィードバックをくれたこと、アサインにおいても前職の経験を生かせる配慮があったことが、新たな環境へ適応する大きな助けになりました。
もともとは知財を「守る」視点が中心でしたが、今では知財ガバナンスとして、「活用する」「説明する」といった観点も包含したスコープへと広がっています。
そうした考えの下、現在は重工業・宇宙関連・基幹インフラ(エネルギー)などの業界を中心に、「営業秘密の管理高度化」「知的資本の価値創造ストーリーの構築」「権利侵害への対応」など、知財に関する総合的な支援を行っています。
また、クライアントへのデリバリーにとどまらず、コラムの執筆や社外コンソーシアムでの登壇などを通じて、PwCの知財ガバナンスサービスの発信・拡充にも継続的に取り組んでいます。
さらに、直近ではAIを活用したサービス開発にも着手しています。知財ガバナンスとAIといった領域を横断的に扱える人材は、日本でもまだ多くありません。PwCでこの領域のケイパビリティを高めながら、日本の知財を支え、競争力の維持・向上に貢献していきたいと考えています。
知財分野のコンサルティングは、法律やガイドラインを読み解く力さえあれば、未経験でも活躍できると思っています。コンサルタントは忙しい――確かにそうした面はありますが、PwCコンサルティングでの仕事は世の中に与えるインパクトが大きく、忙しさを上回るやりがいと手応え、楽しさがあります。一緒に新たな価値創出に挑戦していける仲間をお待ちしています。