幅広い専門性で、課題解決を追求する

Y.Maki
Operational Improvement | シニアマネージャー

大手総合商社で約10年間勤務した後、PwCアドバイザリーに入社。M&Aのカーブアウト、ポスト・マージャー・インテグレーション(PMI)支援、ビジネスデューデリジェンス(DD)に加え、コーポレートファイナンス理論や資本市場理解に基づく経営戦略やESG戦略の支援など幅広い専門領域を保有し、クライアントの経営課題解決に取り組んでいます。また1児の母として、家事・育児もこなす日々です。

機会と支援があるから、挑戦の一歩を踏み出せる

以前は、大手総合商社にて投融資案件やその評価・管理、経営計画などに従事していました。そこで10年がたった頃のこと、PwCアドバイザリーが日本企業を支援するため、3つの経営課題である「ファイナンス思考の経営」「ESG戦略」「M&Aを通じたバリュークリエーション」をテーマとした新たなチームを立ち上げました。これらのテーマの重要性は私自身も事業会社での経験を通じて感じていたため、大きな共感を胸に転職を決めました。

現在は、コーポレートファイナンスと組み合わせた経営戦略、ESG戦略の策定やその実行支援などの戦略系の業務と、クロスボーダーM&Aでのカーブアウト・PMI支援やビジネスDDなどのM&Aに関する業務に取り組んでいます。

それぞれ専門性が異なる分野ですが、PwCアドバイザリーでは、過去の経験にとらわれず、さまざまな経験を積む機会が用意されています。自らが主張すれば、新たな挑戦が容認されるからこそ、多様な業務に取り組めています。

また、機会だけでなく、挑戦のための支援もカルチャーとして根付いています。新たな業務に挑む際は、職域が上のメンバーが丁寧にガイダンスしますし、質問には気軽に答えてくれます。機会と支援の両面で、挑戦が促されていると感じます。

2つの大型プロジェクトで感じた、やりがいと責任

入社してから印象に残っている案件が2つあります。1つは、コーポレートファイナンス戦略と経営戦略とを融合させた全社戦略の策定について、複数の企業を支援したことです。それらの企業は、資本コストを意識した経営が求められる中で企業価値向上の打ち手を模索していたり、株式上場(IPO)を検討する中で市場からの評価を高めることが命題となっていました。そこでPwCアドバイザリーが、財務戦略の策定を含む中長期戦略の策定を支援することになったのです。

当社としても前例がなく、参考となるアプローチがない命題に対して本質的に求められているものは何か、市場に訴えるべきその企業らしさは何かと考えながら、いくつものやるべきこと・達成すべきことの中で優先順位をどのように設定し、何から実行していくべきかについても仮説を立て、チームやクライアントと協議を重ねながらプロジェクトを動かしていく。大きな責任とやりがいを抱きました。

2つ目は、長期間の北米滞在を伴ったクロスボーダーM&Aの支援です。私はほぼローカル従業員のみで構成される部門の切り離し支援を担当しました。本件成功のために重要な部門でありながら、日本からの駐在員が限定的で情報の共有や進捗管理が日本のスタンダードどおりには実行できないという課題がある中で参画しました。現地のPwCメンバーとも協力をしながら少しずつ現地クライアントとの距離を縮めてプロジェクトを推進していく経験はタフでしたが楽しく、マイルストーンを達成していくことが自信にもつながりました。

どんな人にでも、多様な選択肢が広がっている

PwCアドバイザリーには、「この人は今までこれをやってきたから・これが得意だから、PwCアドバイザリーのサービスはこれだから」とがんじがらめにならず、「その人がどうしたいか、世の中には何が求められているのか」を尊重し常に進化する文化があると感じています。私自身、北米駐在をしたのは子どもがまだ小さい頃でしたが、「あなたは子育てがあるから無理ですよね」と無条件にアサイン対象にされないのではなく、「海外駐在に挑戦してみませんか?もちろんご家庭のこともあるので、ご自身の判断で大丈夫です」と選択を委ねてくれました。働く人に多様な選択肢があることが、魅力の一つです。

私が取り組む経営戦略の領域では、今はファイナンス思考やESGにフォーカスをしていますが、それらの中でも具体的なイシューは日々変化しています。M&Aの支援領域でも、多くのクライアントにとってM&Aが身近になってくるにしたがってコンサルタントに期待される支援のあり方も変わってきます。今後も、世の中のニーズ、そして目の前のクライアントのニーズを丁寧にくみ取りながら、新たなサービスを作り上げていき、企業にとって欠かせないパートナーを目指していきたいです。

キャリアストーリー

クロスボーダーの経験を積むための決断

以前はコンサルティングファームでM&Aのクロスボーダー案件におけるPMI支援に従事していました。より多くのクロスボーダー案件に取り組みたいという想いを叶えるため、実績が豊富なPwCアドバイザリーへの転職を決めました。入社からしばらくは前職の経験を生かしながら主にクロスボーダーのPMIに取り組んでいましたが、社会情勢や市場の変化に合わせて、海外企業による日本企業の部分的な買収が増加傾向に。それに付随して、カーブアウトDDの業務にも取り組むようになりました。

コロナ禍での米国駐在

日系の金融機関をメインターゲットとしたM&A支援を行うジャパンオフィスの立ち上げメンバーとして米国に渡りました。M&A需要の増加を見込んでの立ち上げでしたが、渡米直後に新型コロナウイルスの感染が拡大。現地企業は想像以上に混乱に見舞われ、各社、M&Aよりも感染対策や新たな働き方への対応を急ぐようになりました。そのため、私たちへのお問い合わせも、そのような分野の内容が多くを占めるように。急遽立ち上がった現地の専門部隊と連携を取りながら、対応を進めていきました。異国の地で社会情勢に合わせて流動的に動いていく経験は、これまで取り組んでいたM&A支援とは異なる大変さを感じたため、印象に残っています。

女性のためのコミュニティ運営に参画

米国からの帰国後に、PwCアドバイザリーで働く女性のためのメンバーシップ型ネットワークの運営メンバーに参画しました。女性職員の交流機会の創出や、職場環境の改善を目的に運営されているコミュニティです。女性がまだまだ多くはない環境で、女性同士で悩みの相談や気軽に会話ができる場があることが、心理的な安全性につながります。PwCアドバイザリーで自由にキャリアを伸ばし、長期的に働く女性職員を増やしていくため、日々活動に励んでいます。

IT分野へキャリアの比重を移す

近年、M&A業務に取り組む中で特に重要度が高まっていると感じるのが「IT領域」です。さまざまな企業で多くのITツールやテクノロジーが導入されており、ITドリブンでの業務効率化が盛んな昨今、企業の価値向上の鍵はITが握っているといっても過言ではありません。特に海外企業では、その傾向を一段と強く感じます。そのため2023年ごろからは、コンサルティングファーム時代に培ったシステム導入や業務改革のスキルもミックスしながら、ITDDの業務にも取り組んでいます。

働く一日の過ごし方

5:30 起床

6:30 家事

9:00 社内外の会議(オンラインミーティングやクライアント訪問)、資料作成・レビュー

18:30 一度仕事を止めて家事

20:30 海外との会議に参加し終業