語学力と2つの専門領域で、企業の未来を支える

E.Kubo
Operational Improvement | マネージャー

新卒でコンサルティングファームに入社し、システム導入やオペレーション改善などを経験した後、2017年にPwCアドバイザリーに入社。クロスボーダーのPMI(Post Merger Integration)支援やオペレーション関連業務に加え、2023年からはESG分野にも領域を拡大しています。

クロスボーダー案件で自覚した強み

2017年にコンサルティングファームから転職し、PMIやオペレーション領域に関する支援を行う現在のチームに参画しました。当初はM&Aの進め方やスピード感に慣れず、戸惑うことも多かったものの、徐々に私自身の語学力が認知され、クロスボーダーの案件にアサインされるようになりました。

日本語環境であっても、M&Aのプロセスは難易度の高い対応を短納期でやり切ることが求められるため、タフさが重要です。加えてクロスボーダー案件では言語の壁、時差、働き方など、さまざまな壁が存在する中で同様のM&Aのプロセスを進める必要があり、自然と複雑さが増します。思いがけない課題が毎日のように発生し、多様なステークホルダーを巻き込んで課題を解決する必要がある状況下では、語学力を生かしつつ、忍耐強くステークホルダーとコミュニケーションを行うことを心掛けています。大変ですが、誠実にコミュニケーションを行うことで双方の納得・信頼を得てプロジェクトが進んでいく場面も多くあり、クロスボーダーの醍醐味を感じています。今後も継続してプロジェクトに取り組むことで経験やスキルの幅を拡大し、クライアント・チームからもより強く信頼される存在を目指していきます。

ケアのカルチャーが挑戦の背中を押してくれた

入社から6年経ち、クロスボーダーの経験を着実に積みつつあったものの、自分の強みがこれだけでいいのか、違う領域に挑戦してもいいかなと思っていたころ、1年間新たな領域の業務に挑戦できる制度を利用し、ESG領域のプロジェクトに挑戦しました。学生時代から社会問題への関心はあったものの、業務経験はなかったため、踏み出すかどうか迷っていました。そんな時背中を押してくれたのがコーチの存在です。PwCアドバイザリーにはコーチング制度があり、コーチとは定期的に業務での困りごとやキャリアについてフラットに相談することができます。私の強みについてよく理解しているあるコーチから、「知識のキャッチアップは必要だけど、クロスボーダーとオペレーション領域に強いKuboさんなら、ESG規制が活発な欧州の資料などを読み解いて、クライアントの体制を整備するプロジェクトでバリューを発揮することができると思いますよ」と言ってもらいました。ケアのカルチャーがあるから挑戦する覚悟ができた、ファームの特長を表す出来事だと思います。

キャリアストーリー

インパクトの大きいM&A業務に引かれ、転職を決意

前職はコンサルティングファームで、システム導入やオペレーション改善などのプロジェクトに従事していました。クライアントと今後の実務像を日々検討する中で、もっと違う角度からビジネスに携わりたいと思うようになったのが転職のきっかけです。PMIを通じて企業のビジネス全体を見通すことができる点に引かれ、M&A業務への挑戦を決意。PwCアドバイザリーは、監査、税務、コンサルティングなど、各専門の関連会社があること、また世界各国にも多くのメンバーファームが存在し、クライアントの課題に網羅的な支援が可能な体制であることに魅力を感じました。また面接官の人柄にも引かれたのも入社の背景にありました。

良き上司に恵まれ、アドバイザーとしての確かな成長

自身のマイルストーンとなったプロジェクトの一つに、IT領域におけるPMI支援があります。クライアントは買い手である外資系企業、売り手は日本企業で、対象事業のカーブアウトにおけるIT領域の難易度が高いことから、Day1までのIT移行作業に関する支援を行いました。クライアントの要求水準も高く、IT領域も詳しくない自分にとっては大きな挑戦でしたが、クロスボーダープロジェクトの経験値が高い上司に恵まれ、異なる言語間であっても透明性を確立するためのコミュニケーションやプロジェクトマネジメントのスキルを得ることができました。また、その上司は若手育成の熱量がとても高く、いいあんばいで挑戦の機会を提供してくれたおかげで、それまでは「チームの一員」だったマインドが「チームの主役」へと変わり、より先を見据えたプロジェクトの動かし方を提案できるようになりました。

クライアントからもPwCアドバイザリーのプロジェクトへの貢献度を高く評価され、「今度M&Aがある際はまたぜひお願いしたい!」と言っていただいたことは本当に嬉しかったですし、アドバイザーとしての自信を裏付けてくれた経験になりました。

ESG領域へのチャレンジ

PMI・オペレーション領域の経験を積み重ねつつ、自分の専門性がその領域だけでよいのか悩んでいた頃、1年間新たな業務にチャレンジできるPwCの制度を利用し、ESG領域の業務に挑戦。主に欧州の法規制対応のためのサプライチェーンデューデリジェンスのプロジェクトに従事しました。この法規制は発効前であり、具体的なガイダンスもなく、上司と試行錯誤を重ねながらプロジェクトを進めました。プラクティスがある程度確立されているM&Aと異なり、アプローチから考えることが求められたため、生みの苦しみに直面する日々です。一方で、広範な視野や顧客志向を反映したプロダクト設計の重要性など、クライアントが抱える課題や問題に対して、アドバイザーとして何が提供できるのか、プロジェクトを設計する観点において、新たな視点を得ることができました。

PMIとESGの二足のわらじ

制度終了後は、ESG領域のプロジェクトに携わりながら、引き続きPMIやオペレーション領域のM&Aに関する業務にも従事しています。ESGの分野も非常に魅力的ですが、これまで培ってきたPMIのスキルもさらに伸ばしていきたいという強い思いがありました。ESGやPMIのどちらか一方に絞るのではなく、両方の領域でキャリアを進めたい旨を上司に伝えたところ、過去の例は少なかったものの私の意志を尊重し、プロジェクトのアサインにおいてもサポートを受けることができました。その結果、自分の納得できるキャリアを築けていることを実感しています。

最近では、企業におけるESG情報の開示の重要性が増しており、M&Aの場面においてもESG体制に関する調査や買収後の非財務情報の開示を見据えた動きが強まっていると感じます。このような社会動向の中で、私独自の専門性を生かしてクライアントに高度なサービスを提供できるよう、日々自己研さんに励んでいきたいと思います。

働く一日の過ごし方

9:00 開示資料やデスクトップリサーチ、インタビューなどの分析業務

12:00 同期や先輩とランチ

13:00 上司とのディスカッション

16:30 追加分析、アウトプットの作成

17:00 上司への報告、残作業の確認