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2006年に大学卒業後、あらた監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)に入所し、金融セクターを担当。2010年にPwCアドバイザリーに転籍。2021年にパートナーとなり、主に金融機関による国内およびクロスボーダーM&A案件や組織再編、戦略策定支援業務に従事している。
2006年に公認会計士試験に合格し、あらた監査法人の門戸を叩きました。金融機関を中心とした会計監査業務に従事する中で、M&Aへの関心は常に高かったですね。当時はメディアなどでもM&Aに関する報道が活況を呈していて、「きっとワクワクする仕事だろう」と感じていました。
そして2010年、社内制度を活用してPwCアドバイザリー合同会社へ転籍しました。最初に携わったのはM&Aトランザクションサービスでした。当時、消費者金融業界では多重債務問題が社会問題となり、法改正等の影響で業界再編が加速。そうしたタイミングで、金融機関に対する監査経験を踏まえ、積極的にM&A支援に取り組むことができました。
「金融というインダストリーに対する知見は、自分の強み。それを生かすことで自分の価値を磨けるのではないか」と考え、以来一貫して金融セクターに特化したキャリアを築いてきました。
アドバイザリー業務の醍醐味は、クライアントの重要な意思決定に深く関与できる点にあります。M&Aの現場では、企業の将来を左右するような判断が求められます。財務・法務・税務・ビジネスの多角的な視点から情報を整理し、最適な選択肢を提示することでクライアントの意思決定を支える、その責任とやりがいは非常に大きいものです。
また、業界や企業ごとに異なる課題に向き合うため、常に新しい知識が求められます。金融業界を例に挙げると、市場環境の変化が激しく、案件ごとに異なる論点が浮かび上がってきます。そうした複雑な状況を読み解き、仮説を立て、検証し、提案につなげるプロセスは、知的好奇心を刺激し続けてくれますね。
さらに、クライアントとの信頼関係が築けた時、「またお願いしたい」と言っていただける瞬間は何にも代えがたい達成感があります。大規模M&AやM&A戦略プランニングなど、スケールの大きな業務であっても、本質は「人対人」ですから。単なるサービス提供者ではなく、意思決定のパートナーとして認められること、それこそがアドバイザリー業務の本質であり、最大の魅力だと感じています。
PwC Japanグループでは、税務・法務・コンサルティングなど異なる専門領域と協働する「xLoS(Cross Line of Services)」というカルチャーが根付いています。この垣根を越えたコラボレーションは、まさに発見の宝庫でしょう。例えば、税理士法人は税務の視点から物事を捉え、コンサルティング部門は数字に縛られず、戦略や構造といった多角的な観点からアプローチします。こうした異なるバックグラウンドを持つメンバーとの関わり合いは、個人の視野を広げるだけでなく、チーム全体の思考の深度を高めてくれます。
その結果、クライアントに対してより立体的で本質的なサービスを提供できるようになるのです。xLoSの文化は専門性を掛け合わせることで、個人・組織・クライアントの三者が前進できる、非常に有意義な仕組みだと感じますね。
私たちの仕事は、対話を核に信頼を築き、クライアントの重要な意思決定を支える責任あるポジションです。同時に、公認会計士だけの業務では決してなく、いわば資格に守られた領域にとどまらない厳しい世界でもあります。だからこそ、常に挑戦を続ける人には、他では得がたい成長の機会とやりがいが待っています。
PwCアドバイザリーが求めているのは、自らの専門性を磨き、多面的な思いやりを持ちながら、クライアントにとって価値ある存在になろうと努める人。真に必要とされるプロフェッショナルとして成長したい、そんな意志を持つ人に、ぜひ仲間になっていただきたいと考えています。
※部署名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。
「女性社員から見たPwCアドバイザリーの魅力」と題して、女性メンバーによる座談会を行いました。PwCアドバイザリーならではの仕事の面白さ、忙しさ、やりがいとは?