百歩 路子

マネージャー(2007年度入社)SPA

時代とともに進化するIT統制に挑む

百歩 路子

健全な企業活動を支える「IT統制」を追い続けて

キャリアの初期、「金融」と「IT」に興味があった私は、システムエンジニアとして金融システムの開発業務に従事していました。大規模な開発に携わる機会に恵まれ、残高リコンサイル機能の設計、プログラミングと検証などを行い、システム開発の基礎知識を習得することができました。

システムは構築して終わりではなく、そこからがスタートです。お客様や社内の実務担当者に利便性や効率性を提供し、安定的なシステム稼働を実現するために、企業は日常業務の随所に”IT統制”を組み込んでいます。例えば、対象月の欄に「13月」と入力するとエラーになるのもIT統制の一つです。企業はどのようなIT統制を取っているのか、そもそもなぜ必要なのかなど、システムに携われば携わるほど、強い関心を持つようになりました。IT統制の有効性を考えるにはシステム面からだけでは不十分だと感じていたので、PwCに、システムに加えて業務プロセスの統制をも扱うプロフェッショナル集団があると知り、迷いなく入社を決意しました。

派手さはないが、安全・安心のために重要なIT統制の魅力

PwCあらた有限責任監査法人に入社後は、会計監査の一環で行うシステムレビュー(ITに係る内部統制評価)で多数の監査経験を積み、現在はシステムリスク管理、サイバーセキュリティ管理、外部委託管理などの企業におけるさまざまな管理態勢を対象に、システム監査人として第三者の立場で評価を行っています。

評価結果を通じてシステムの弱い部分を指摘し、改善の方向性を示すことによって、企業の管理態勢の強化に貢献できるように努めています。システムそのもののみならず、システム開発の業務プロセスも図式・可視化して重視するIT統制は、企業活動の不正や誤謬を予防・検知し、利用者が安心して取引や業務を行うために重要な仕組みであると日々感じています。

‘PwCナレッジ’を駆使し、真のビジネスアドバイザーに

近年、クラウドサービスやAI、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)など、新しいシステムや情報サービス、それを支える最新技術が次々に出現しています。刻一刻と変化する情報社会において、私たちシステム監査人は、評価対象の環境変化に合わせて、評価方法も変えていかなければなりません。情報システムは千差万別で技術進化のスピードも速いため、個人でそれらの知識を全てキャッチアップするのは至難の業ですが、PwCはリスクやIT統制評価に関する豊富なメソドロジーを有しています。また、グローバルネットワークを利用して最新情報を入手する環境も整っています。この’PwCナレッジ’を活用し、多種多様な業種・企業に対してIT統制の評価をすることができるのは大変刺激的で、飽きることがありません。

企業のリスクや課題に正面から向き合うことで、企業のみならず自己の成長をも感じることができます。あなたも真のビジネスアドバイザーをともにめざして、一緒にPwCで働いてみませんか。

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