PwC Japanグループは2020年2月17日(月)、大阪にて、M&Aによる投資損失を回避するための成長戦略策定をテーマとしたセミナーを開催いたします。
日本企業にとって、買収した企業の業績が買収時の計画を上回って推移しているケースはほとんどないという調査結果があります。加えて、米中貿易摩擦の激化や東京オリンピック後の景気減速予測、景気後退を受けた投資の失敗が減損につながり、それを報じる報道が株価の低迷を招き、担当役員が引責するといった事象からは、M&Aの難しさがより鮮明になっています。
一方で、M&Aは激しいグローバル競争を勝ち抜くための成長機会獲得の手段として、かつてないほどに重要性を増しています。特に、企業の成長と事業の拡大を継続的に追求するにあたっては、国内外のM&A、ノンコア事業の売却、組織再編などを成功裏に行うことが必要です。こうしたトランザクションを滞りなく遂行するために、多様な課題を各ディールサイクルで的確に捉えることがいっそう求められています。
本セミナーでは、各ディールサイクルでの課題や検討すべき事項について解説し、それらへの対応の方向性をご紹介いたします。