自動車産業向け 気候変動情報開示/CDP2019同時中継セミナー ~気候変動に直面する企業に求められる取り組み~

世界の二酸化炭素の排出量は2017年に4年ぶりに増加に転じ、それに伴う気候変動は年々、深刻さを増しています。そして、環境保護に関する法規制、エネルギー価格の高騰、異常気象の頻発などは、企業活動にも大きな影響を与えています。企業は、顧客の需要の変化をはじめ想定されるリスクにいかに対応しつつビジネスチャンスに変えられるかを、投資機関など社外のステークホルダーに向けて情報開示することが求められるようになりました。

中でも自動車産業は二酸化炭素の排出量との関連が高く、その企業活動は気候変動の影響を受けやすいと言われます。気候変動対応の戦略を策定し、次世代自動車の開発・普及や工場での省エネルギーや、再生可能エネルギーの利用などをとおして排出削減のための努力を重ねるとともに、それらの内容や実績を社会に向けて情報開示することが求められます。

本セミナーでは、企業に気候変動関連の情報開示を求める取り組みの代表例である CDP Climate Change 2019 の紹介や、情報開示にあたり、その信頼を担保するための「第三者保証」について解説します。なお本セミナーは、講師が当法人の東京事務所で行う解説を名古屋事務所に中継します。