2017-02-27
本レポートは、PwCが2016年に行ったグローバルなシェアードサービスに関する調査報告書を翻訳したものです。本調査は、隔年で実施している調査の4回目となり、グローバルなシェアードサービスセンターの状況を継続して調査しています。20カ国を超える世界各国のさまざまな業界から、約300のシェアードサービスセンターを有する計75社が調査に参加いただいています。
シェアードサービス組織は年々成熟しており、世界経済や社会環境の変化に応じて、さらなる進展と継続的な改善を続けています。従って、今回の調査では、「シェアードサービスセンターはどのように運用されているか」や「そもそも導入すべきか」を評価するだけではなく、「将来、シェアードサービスを強化するためにとるべき行動は何か」を見いだすことも目的とし、現状に着眼するだけでなく、将来的な課題と課題に対する解決策の提言をとりまとめています。
日本では、ほとんどの企業が部分的にあるいは完全にシェアードサービスを導入しているものの、コスト削減、業務の品質向上における効果は限定的な実現にとどまっています。今後、シェアードサービス機能の再配置・拡大、ロボティックプロセスオートメーション化(RPA)、継続的な改善に取り組むことにより、シェアードサービスによるさらなる効果の実現が期待されます。
PwCでは、シェアードサービスセンター構築に関する基本的なコンサルティングに加え、下記のサービスをご提供しています。
※本報告書は、PwCメンバーファームが2016年7月に発行した『Shared Services:Multiplying Success』を翻訳したものです。