監査委員会 優れた実務シリーズ~卓越した実務を目指して~内部監査の監督

2016-03-31

内部監査の監督

PwC米国の「監査委員会 優れた実務シリーズ」は、監査委員会が最高のパフォーマンスを実現するための実務的かつ実行可能な洞察、見解およびアイディアを提供しています。
監査委員会に対する期待および役割は拡大していますが、監査委員会は多くのリソースを自己の下に確保することにより、自己に対する期待に応えることが可能になります。それらリソースの一つが、内部監査機能です。取締役(監査委員会)には、内部監査機能の価値の最大化に注力し、確実に成果を出す能力と義務があります。そして、多くの監査委員会にとって、内部監査の監督は必要不可欠なものとなっています。
本モジュールでは、以下の項目に分けて、監査委員会による内部監査機能の実効的な監督について取り上げています。

  • 内部監査の価値の最大化のための取締役(監査委員会)の役割
  • 内部監査の職務の明確化
  • レポートライン(報告ライン)、リーダーシップおよびリソース
  • 内部監査の発見事項のレビュー
  • 内部監査機能が欠如している場合の対処(2014年7月オリジナル英語版公表)

日本においても、コーポレートガバナンス・コードの適用開始により、監査役会、監査等委員会ならびに監査委員会の役割があらためて見直されています。そのような議論の参考として、米国の監査委員会の実務をぜひ参考にしてください。

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