2017-01-27
保険会社は、フィンテックイノベーションを非常に意識しており、回答者の74%はフィンテックによるイノベーションを保険業界に対する挑戦と捉えています。シェアリングエコノミーの台頭といった外部要因の影響や人工知能(AI)を活用したオペレーションの改善能力といったものがあるが、保険業界が大変革への道を歩んでいるとみることができます。
しかしながら、このような最新トレンドにもかかわらず保険会社による脅威への認識度と、それに対する防御またはイノベーション活用への投資意欲の間にはギャップがみられています。企業の43%が自社の中核戦略にフィンテックを置いていると回答したものの、フィンテック企業とのパートナーシップを模索すると回答した企業は28%のみ、ベンチャーまたはインキュベータープログラムに積極的に資本参加する企業は14%未満となっています。
顧客中心主義の推進や他最新トレンドに焦点を当てて競合他社に追いつこうとしている既存の保険会社は、この機会を逃すことを事前に防止することが可能です。それにはこの新しいインシュアテック分野で何をやっていくか明確で一貫したメッセージを打ち出す必要です。このようなアプローチを取る者だけが、保険新時代においてフロントランナーとしての確固たる地位を築くことができます。
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