インドネシアの銀行業に関する意識調査2015年版

2015-11-20

インドネシア経済は、2014年から2015年にかけて経済成長率5%を下回るやや低調な推移をしています。そうした中で、銀行業界は今後どのような成長戦略を描き、またどのような経営課題を抱えているのでしょうか。

PwCインドネシアでは、第6回となるインドネシア銀行業界に対するアンケート調査を行い、今後の事業戦略、懸念材料、規制に関する見解などについて、報告書にまとめました。回答結果の主な事例として次のようなことが挙げられています。

  • 利鞘について回答者の46%が横ばい、29%が縮小すると見ている。
  • 成長を続ける上で回答者の72%は手数料収入の拡大が重要な課題と考えている。
  • 貸出の拡大が続く中で回答者の79%が信用リスクを主要なリスクと認識している。
  • 消費者向けでは回答者の56%が住宅ローン、30%が無担保ローンに注力している。

インドネシアで業務を行う、あるいはインドネシアの銀行業界に関心を持たれる金融機関の皆さまのご参考にしていただけます。