
【PwC UK資料】IFRS第17号: 英国における23年度開示についての所見(英語)
PwCは、英国市場における生命保険会社10社と損害保険会社18社の開示を比較し取りまとめました。
2020-01-22
AOP(調整後営業利益)は自社の成長シナリオを市場によりよく説明するための重要な業績評価指標(KPI)です。IFRS第17号においては、IFRS利益をAOPに調整するために必要なメカニズムの確立は、現在のIFRS第4号よりも複雑になると予想されています。特に利益発生のタイミングと推移の変化への対処において一層複雑になるでしょう。
IFRS第17号の適用後も、信頼性が高く比較可能なAOPを作成するためには、モデル、データ、システム、プロセスへの投資が必要となる可能性もあります。しかし、多くの会社ではこうした課題への対応が後手に回っています。
本レポートはAOPをテーマに取り上げ、IFRS第17号適用に向けた準備において必要になる検討事項を紹介します。利益からAOPまでの調整について、現在のIFRS第4号と、IFRS第17号の相違点について概観した上で、新しいIFRS第17号の利益測定に対して必要となりうる追加または新規の調整のメリットとデメリットを解説します。
PwCは、英国市場における生命保険会社10社と損害保険会社18社の開示を比較し取りまとめました。
PwCは、英国市場における生命保険会社9社と損害保険会社17社の開示を比較し取りまとめました。
IFRS第17号の適用が差し迫っており、IFRS第17号の移行に伴う影響を、明瞭性と透明性をもって市場に対していかに対話していくかが、最大の関心事になっています。PwCでは、これまでの公表資料をレビューし、予想される財務的影響や新しいKPIの市場動向に関するベンチマーク資料を作成しました。
本資料は、国際会計基準審議会が2017年5月に公表し、2020年6月に修正したIFRS第17号「保険契約」において要求される表示及び開示、並びにIFRS第9号「金融商品」から生じたIFRS第7号「金融商品:開示」の結果的修正により導入又は修正された開示を例示しています。