84%
日本のCEOの自信は回復
24%
「新たな市場」に期待する日本のCEO
38%
海外進出では引き続きアジアを重要視
15%
欧米に比べM&Aには消極的
「新たな地域の市場」と回答したCEOの割合が、他地域のCEOと比べてかなり高い割合になっている。この結果は、製造業、サービス業など業種を問わず、アジアを中心に日本企業が海外進出を積極的に進めていることと符合している。
従来と同様に中国をはじめとするアジア地域を重視する傾向が続いているが、時系列で見た場合、各国の経済情勢などの変化を反映している。
世界市場での競争が激しさを増す中で日本企業がその競争に勝ち抜いていくためには、イノベーションやグローバル人材の登用、IT投資の活用などを通じて構造転換を促進するとともに、中長期戦略やビジョンについて機関投資家をはじめとするステークホルダーとも共有し、彼らの協力を取り付けていくことが求められる。