設計と法務・税務・ガバナンス

DAO(分散型自律組織)の実務

  • 2025-08-27

2024年、日本で合同会社型のDAO(Decentralized Autonomous Organization:分散型自律組織)の設立が可能となりました。
世界各国でもDAOの可能性が積極的に検討されており、社会変革の手段として注目されています。このような動きは、Web3.0やDAOを支持する一定の層にとっては喜ばしいことだと思いますが、それ以外の多くの人々は、DAOの持つ可能性に疑問を感じることも少なくないのではないでしょうか。

そこで本書では、一般的なDAOの概念と可能性に加え、DAOを取り巻く背景を踏まえた「より広義のDAO」についても言及します。
また、既存の中央集権的な組織に代わり社会変革を実現するというDAOの概念やユースケース、法務・税務・ガバナンスなどの運営のポイントを解説し、その将来性に迫ります。

本書が皆さんの背景や立場にかかわらず、DAOの持つさまざまな可能性を感じ、より良い社会を実現する手段として議論するためのきっかけとなれば幸いです。

<目次>

第1章 DAOが実現する社会変革

第2章 DAOの現状

第3章 DAOのリスクとガバナンス

第4章 DAOの法務

第5章 DAOの税務

第6章 DAOの技術

  • PwC Japanグループ 編
  • 仕様:A5判/192頁
  • ISBN:978-4-502-53691-5
  • 定価:2,750円 (本体2,500円+税)
  • 発売日:2025年8月26日

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