連結財務諸表の実務マニュアル(第2版)

2015-09-04

わが国の連結財務諸表作成実務は、企業会計基準委員会により公表された「連結財務諸表に関する会計基準」を中心に、日本公認会計士協会等から公表された実務指針等を基礎としています。しかし、これら実務指針等の中には、連結財務諸表に含まれる連結会社の範囲、連結会社の会計処理の統一、範囲に含まれた連結会社についての資本連結手続、関連会社への持分法の適用、連結財務諸表における税効果会計の適用など数多くの取り扱いが示されており、その実務適用も容易ではありません。

本書は、2013年に公表された基準改正に対応するとともに、これらの連結財務諸表作成のプロセスについて、図表、設例などを豊富に織り込んでそれぞれの論点の内容を解説しています。また、実務適用において参考となる事項や、基準設定の経緯などの有益と思われる背景を「ワンポイント」として記載しています。

本書の内容が、連結財務諸表作成の実務に携わっている方々、連結財務諸表作成の実務についてこれから学ぼうとされている方々のお役に立てれば幸いです。

連結財務諸表の実務マニュアル(第2版)

中央経済社 2015年9月発行
6,500円(税抜き)598ページ/A5判