消費税関連2016年税制改正の延期

2016-09-01

間接税ニュース - Issue 5
2016年9月1日

 

2016年6月1日に安倍晋三首相は、2017年4月1日から予定されていた消費税率の10%への引き上げと、複数税率の導入について、2年半延長すると発表しておりましたが、この度、その延期の内容について閣議決定されました。

具体的には、消費税率の10%への引上げ及び軽減税率の導入時期を2019年10月1日へ延期する他、適格請求書等保存方式の導入時期についても、同様に2年半延期し、2023年10月1日とすることとされています。また、適格請求書保存方式の導入までの期間に、売上げ又は仕入れを税率の異なるごとに区分することが困難な中小事業者以外の事業者に対する売上税額又は仕入税額の簡易計算に関する経過措置は認められないこととなります。

今回は、2016年税制改正における消費税法関連の改正の延期についてご案内致します。

  1. 消費税率引き上げの閣議決定
  2. 消費税率引き上げの再延期について
  3. 消費税率引き上げの内容

(全文はPDFをご参照ください。)