第6回:サステナビリティ・生物多様性

2022-08-31

生物多様性は世界的な課題として認識されていますが、その喪失・改変はビジネス領域にも大きな影響を及ぼします。
本動画では、PwCサステナビリティ合同会社の舛田陽介シニアアソシエイトが、サステナビリティ課題の1つである生物多様性について、そのリスクを含めて解説します。

併せて、PwCビジネスアシュアランス合同会社の田中夏子シニアマネージャーと、企業の視点から見た生物多様性リスクやPwCの提供する内部通報プラットフォームの活用方法についてディスカッションを行った模様をお届けします。

PwCサステナビリティ合同会社
シニアアソシエイト 舛田 陽介

PwCサステナビリティ合同会社における生物多様性分野のプロフェッショナル。前職において環境省や自治体を対象とした生物多様性に関するコンサルティング・調査業務に従事した後、2021年より現職。現在は事業会社の生物多様性に関するサステナビリティ戦略策定支援や調査研究に従事。学術博士。

PwCビジネスアシュアランス合同会社
シニアマネージャー 田中 夏子

総合コンサルティングファームにてITアナリストとしてキャリアをスタートし、主に地方自治体におけるICT政策や業務改善に関する複数のプロジェクトに従事。2017年から米国の公共政策大学院に留学し、公共、民間、非営利セクターの協業ガバナンスを専門に修士号を取得。2019年より現職で、医療AI・ヘルスケア関連の産学官連携プロジェクトにおけるガバナンス構築、暗号資産のアセットリカバリー、内部通報プラットフォームや健康リスクマネジメントなどのデジタルトラストサービスの開発および新規事業開発などに従事。

前編:生物多様性課題の概要と企業に及ぼす影響

前編では生物多様性の概要と社会基盤との関係性、生物多様性の喪失・改変が企業活動に及ぼす物理リスク・移行リスクについて説明しています。また住宅や商業施設の開発において生物多様性のネットゲインを求める海外事例や、生物多様性への配慮が不十分だったことからレピュテーションリスクにさらされた事例を紹介しました。

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13:06

※動画内の法人名、役職、インタビューの内容などは収録当時のものです。


後編:ネイチャーポジティブと生物多様性に対するリスクマネジメント

後編ではネイチャーポジティブに向けた国際目標を基準に、企業が生物多様性に対するリスクマネジメントを実施する際のポイントを解説しました。生物多様性リスクは因果関係が複雑であり、かつ「どこで」という場所情報が非常に重要になることから、リスクの把握・特定が難しいという点についてもお話ししています。

あわせて、各地に広がるサプライヤーの実態を早期検知する情報モニタリングツールとして内部通報プラットフォームを利用することで、生物多様性リスクへの対応策とするアイデアについて議論しました。

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15:29

※動画内の法人名、役職、インタビューの内容などは収録当時のものです。