海外大学からPwCコンサルティングへ

海外の大学から、PwCのグローバルのフィールドへ
会社選びや情報収集など、経験者が就職活動を振り返る

世界151カ国に拠点を持ち、約364,000人以上が所属するグローバルネットワークを有するPwC(2023年6月30日現在)。PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)には、グローバルなフィールドでの活躍を求めて、海外の大学を卒業して入社した社員が多数在籍しています。そこで、海外での就職活動を経験した4人の若手社員に、就職活動や現在の働き方について語り合ってもらいました。

<インタビュー>
Y.Koda
(#digitalconsultant) PwCコンサルティング合同会社 Technology & Digital Consulting アソシエイト
K.Kimura(#itsolutionconsultant) PwCコンサルティング合同会社 IT Solution Consultant アソシエイト
Y.Naya(#strategyconsultant) PwCコンサルティング合同会社 Strategy& アソシエイト
J.Takahashi(#businessconsultant) PwCコンサルティング合同会社 Health Industries Advisory アソシエイト

※所属、役職およびインタビュー内容は掲載当時のものです。

海外での学生時代の過ごし方とコンサルティング業界を希望したきっかけ

Takahashi

高校から大学までアメリカで過ごし、大学ではジャーナリズムを専攻していました。報道関係の道へ進むことを考えていたのですが、在学中に携わった現地のNPOを支援する活動を通じて、組織や団体に第三者が介入し、課題解決につなげることの意義を実感しました。この体験をきっかけに、コンサルティング業界を志望するようになりました。

Koda

私も文系で、アメリカの大学で社会学を専攻していました。在学中に日本企業のインターンに参加する機会があり、ビッグデータをマーケティングに活用することに興味を持ちました。データは一見、冷たいもののように感じられますが、人を理解する大きな力になります。ビッグデータやマーケティングの手法を使って、社会にどのようなインパクトを与えることができるのか。こういった好奇心が募り、データアナリティクスの分野に踏み込むことにしました。

Naya

大学時代はアメリカで組織行動学を専攻し、人材活用の最適化やチェンジマネジメントを勉強していました。大学3年生の時に投資銀行の人事部のインターンに参加した経験を通して思ったのは、ビジネスのフロントに立ちたいということ。それからは、企業の外部から組織変革やさらに上流の戦略策定を支援するコンサルティング業界に的を絞りました。

Kimura

私は高校時代をスイスで過ごし、その後、アメリカの大学で哲学と経済学を学びました。ITのバックグラウンドが全くないながらも、目標に据えていたのは「IT系企業」でした。その中でも、技術と営業の両方の経験が積むことができ、必要な知識を1から習得してDXに携わる環境が整っている会社を選びたいと考えていました。

海外企業ではなく、日本企業であるPwCコンサルティングに入社就職した経緯・理由

Koda

私が日本の大企業に魅力を感じていたのは、サポートや研修の手厚さと質の高さです。と言いながらも、実は当時、現地のベンチャー企業にも興味があって。PwCコンサルティングから内定の連絡を受けたのですが、「現地の会社で経験を積んでから入社したい」と相談して、1年間入社を待ってもらいました。学生の自分を一人の社会人として尊重してくれたことがとても印象に残っています。社員の人柄、組織内の風通しが良い点も好印象でした。

Naya

私も決め手は、上下関係にかかわらず意見を言い合えるオープンな社風でした。
実は、アメリカで就職活動をしていると判断材料となる日本企業の情報をなかなか手に入れることができず、PwCコンサルティングからの内定も受諾を即決できませんでした。でも、冬休みに日本に一時帰国をした際にオフィス訪問の機会があり、オフィスで働くStrategy&の人たちがフラットにコミュニケーションをしているのを見て、すぐに「PwCコンサルティングに入社したい」と思いました。

Takahashi

私はアメリカで学ぶ中で感じた日本社会への愛着やもどかしさ、そしてより良い日本社会をつくりたいという想いから、日本での就職を考えていました。PwCコンサルティングに対しては、若手がいろいろなことにチャレンジできる会社だという印象がありました。選考の過程で先輩社員と話していても、情熱と高い志を持って日々仕事に取り組んでいる様子が伝わり、「ここで働きたい」と思いました。

Kimura

私が日本の企業を選んだのは、7年間の海外生活を経て、今一度日本に根を据えて生活をしたいと考えたからです。日本で仕事をしながらも海外経験で培った自分の強みを生かせそうなことや、IT系をはじめとした研修の手厚さに惹かれてPwCコンサルティングに入社を決めました。学生時代は日本に帰国している期間が短かったこともあり、インターンやOB訪問はしませんでしたが、今はオンラインでもインターンに参加できるプログラムがあるそうですね。

入社してから現在までの業務について、また海外経験が生きたエピソード

Takahashi

現在は主に病院や製薬会社に対し、ヘルスケア領域のコンサルティングを担当しています。入社して3カ月目に、日本の病院の経営改革の提案活動に参加したのですが、これが学生のときにイメージしていたコンサルティング業務そのものでした。クライアントとコンタクトを取るところから、自分たちに提供できる価値とは何か、先輩たちと協力して考え抜いた上で資料を作成し、提案する。この一連の流れを、早いタイミングで体験できたのは良かったと思います。

Kimura

私は現在も入社後初めてのプロジェクトに取り組んでいるところです。ITソリューションコンサルタントとしてIT系のクライアントに基幹システムを導入するプロジェクトなのですが、事前に研修で「基幹システムって何?」という基礎の部分から学び、必要となる専門知識を身に付けることができました。また、PwCインドと合同で行うオンライン研修もあり、グローバルのさまざまなリソースが結びついた土壌で仕事をしている実感がわきました。

Koda

私もData & Analyticsチームのメンバーとして、入社後初めてのプロジェクトに取り組んでいます。TMT(テクノロジー、エンタテイメント&メディア、情報通信)、Strategy-XVT(X-Value & Transformation)など他分野のチームと連携して、IT企業の経営戦略に関わるコンサルティングを担当しています。グローバル案件は担当していませんが、チーム内プロジェクトのサポートで、PwC英国のパートナーとコミュニケーションを取る機会もありました。PwCというグローバルなネットワークならではの成長機会がたくさんあることに幸せを感じています。

Naya

私は戦略に特化したコンサルティングチーム「Strategy&」に所属していますが、海外大学出身者ならではのバリューは大きく二つあると考えています。一つ目は語学力、二つ目は異なる環境やシチュエーションへの適応力です。語学力は、海外ローカルの情報収集やエキスパートインタビューに対応したり、ニッチな業界などについても素早く情報収集したりする際に役立ちます。グローバルのフィールドではバックグラウンドの違う人たちと一緒に働くことも多く、そのような場面では適応力を発揮できます。

今後の目標と、特に海外で就職活動中の方へのメッセージ

Naya

今までもたくさんのグローバルプロジェクトに参画する機会がありましたが、ゆくゆくは海外で働き、グローバルに活躍したいと思っています。MBA取得も視野に入れながら、どうやって海外にキャリアをつなげていくかを模索しているところです。就職活動中の皆さんへのメッセージは、入念に企業の情報収集に臨み、自分がやりたいことが達成できるか、自分の性格に合うカルチャーかを重視すると良いと思います。就職活動は、人生の大きな分岐点になります。時間はかかりますが、積極的に企業説明会やオフィスツアーなどに参加することで、判断材料を集めることができます。PwCコンサルティングの説明会やパネルディスカッションでも、知りたいことがあったら登壇している社員にどんどん質問してください。

Kimura

今後の目標は、まずはITソリューションコンサルタントとして技術的な理解を深めることです。技術や実務を正確に理解した上で、真にクライアントのためになる提案ができるコンサルタントになりたいですね。また、どこかのタイミングで海外の大学院やビジネススクールに再度留学し、グローバルで幅広く活躍できるスキルを身に付けたいと思っています。就職活動中の方へのメッセージとしては、私も情報収集の重要性を伝えたいです。私の場合は、大学に日本人は自分しかいなかったこともあり、他人に相談したり、情報交換したりというのが、なかなかできませんでした。そういった事情もあり、就職活動の軸が独りよがりにならないよう、常に第三者的な視点を持ちながら情報収集をするように意識していました。今はオンラインでいくらでも情報が得られるので、自分の置かれている環境を踏まえた上で、それぞれに最適な情報収集ができるよう工夫してみてください。

Koda

私は、データ分析というハードスキルだけでなく、ビジネスというソフトスキルも持ち合わせたコンサルタントになりたいと思っています。デジタルコンサルタントでありながら、文系出身であるという弱みとも思えるポイントを、強みに変えていきたいです。振り返れば、コンサルティングに興味を持ったのも、同じ思考でした。コンサルタントに必要とされているロジカルシンキングに苦手意識があったので、「克服して、成長したい」と思ったんですよね。

Takahashi

夢は、日本の医療に変革を起こせるようなキープレーヤーになること。今、日本で暮らす人たちがQOL(Quality of Life)を維持できているのは、少なからず医療提供体制のおかげだと思っています。一方で、解決しなければいけない課題も山積していることから、課題解決の糸口として、今後はコンサルティングの役割がますます重要になってくると感じています。就職活動中の皆さんも、夢を持ってください。人生で何を成し遂げたいのか、その夢にたどり着くために何をすれば良いのか。その上でPwCコンサルティングを選んでいただけるなら、よりよい未来を一緒につくっていきましょう。

J.Takahashi(#businessconsultant)
PwCコンサルティング合同会社 Health Industries Advisory(HIA) アソシエイト
2019年に米国の大学を卒業後、新卒でPwCコンサルティングに入社。HIAに配属後、主に製薬企業に対し、組織再編による業務プロセス効率化、業務改善に伴うシステム導入支援などに従事。グローバルプロジェクトの経験も多く有する。

K.Kimura(#itsolutionconsultant)
PwCコンサルティング合同会社 IT Solution Consultant アソシエイト
2020年に米国の大学を卒業後、新卒でPwCコンサルティングに入社。ITソリューションコンサルティングに配属され、プログラミングや基幹システム販売管理の研修を受ける。現在はIT系のクライアントの基幹システム導入プロジェクトにて、顧客の要望に沿った新規機能の設計、開発、検証を担当。

Y.Koda#digitalconsultant
PwCコンサルティング合同会社 Technology & Digital Consulting アソシエイト
2019年に米国の大学卒業後、新卒でPwCコンサルティングに入社。テクノロジー&デジタルコンサルティングのData & Analyticsに配属され、データサイエンスを中心とした研修を受講。現在は大手情報・通信企業のデータを活用した新規事業の立ち上げに従事。

Y.Naya(#strategyconsultant)
PwCコンサルティング合同会社 Strategy& アソシエイト
2018年に米国の大学を卒業後、新卒でStrategy&に入社。官公庁、製薬、金融、テクノロジーなど、グローバル案件を中心に幅広い業界において戦略立案・実行支援、政策提案に従事。

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