2024-09-02
日々多忙な生活を送りつつも、さまざまな工夫をすることで仕事と育児を両立し、ワーキングパパ、ママとして活躍しているメンバーがTMTには数多く在籍しています。今回は、仕事と小学生の育児を両立しているディレクターのHikari.MとシニアマネージャーのTaku.Aが、将来訪れるかもしれない育児に関心を持つアソシエイトのRika.SとYoshiki.Kとの対話を通して、TMTでの働き方をご紹介します。
Rika.S:
子どもが小学生に入学すると、小1の壁や小4の壁など、子育てにおいて新たな難局を迎えると聞いたことがあります。Hikari.MさんとTaku.Aさんは、ご自身の子どもの成長に伴って、親としての在り方や考え方等でどのような変化がありましたか?
Hikari.M:
PwCコンサルティングに入社した2018年時点では保育園児だった息子も、今では小学校高学年になり、入社時と今とでは育児の大変さも面白さも大きく変化しています。
「子どもが安全に過ごす」ということ1つをとっても、大きく変化しました。小学校入学前は保育園で夕方まで子どもを預かってもらうことができていましたが、小学校低学年になると下校時刻も早いため、下校後も子どもが安全に過ごせるように私立学童サービスを利用していました。高学年になると学童の利用機会も減ることから、改めて「下校後に安全に過ごせるようにする」ためにどうしたらいいのかを考えるようになりました。さらには、子どもが身体的のみならず精神的にも成長する過程で生じる悩みなどを、親として適切なタイミングで受け止めていくことの必要性も感じています。
Taku.A:
私は今まさに小1の壁と小4の壁に直面しています。小学生になると、自立性を求められたり、保育園のようなきめ細やかなケアを受けられなくなったりするため、特に子どもの自立を促すことを心掛けるようになりました。高学年になると、塾通いも始まり、学業のサポートが必要になりました。子どもとの学習時間を設けることで良いコミュニケーションの機会になっている一方で、その時間の捻出に苦労しています。加えて、長男の小1の壁を乗り越えた経験が次男には活かすことができず、子どもの性格に合わせた子育ての重要性を感じています。
Yoshiki.K:
私は、将来自分が親になったときには、子どもがやりたいと思うことに優先して取り組ませてあげたいと考えています。それを実現するためには、親自身が、子育てに対してある程度まとまった時間を捻出する必要があると考えていますが、どのようにすれば子育てと仕事のバランスを取れるのか、不安に思っています。
Taku.A:
親の働き方を見直す必要があると考えています。我が家は共働きですので、夫婦間の役割分担や働き方について丁寧に会話を重ね、ルールを作っています。例えば、日々の小学校・幼稚園・習い事の送り迎えや、子どもが急に病気になった時の対応、学校行事への参加などについて、妻と分担して対応することを決めています。また、親が子どもと一緒に過ごすことができる期間は意外と限られているので、限られた時間の中で子どもの成長に対してしっかりと向き合い、近くで見守りたいと考えています。PwCでは、フレックス勤務やリモートワークに関わる制度が充実しているため、クライアントワークと家庭を無理なく両立できていると実感しています。
Hikari.M:
先述のような子どもの心身・社会的な成長に応じた変化に加えて、保護者会やPTA活動などへの参加も考慮して、調整できる範囲でリモートワークを活用しています。そういった活動に積極的に関与することで、親が普段見ている子どもの様子とはまた違った一面を知ることもできますし、それが結果として子どもの成長を見守ることにつながると考えています。もちろん、クライアントワークですからすべて調整できるわけではありませんが、それでもリモートワークができる環境があり、柔軟な働き方を実現できていることは大変ありがたいと感じています。