キャリアコーチ制度で、一人ひとりの成長を支える

2023-04-04

PwCは、「人」で成り立つプロフェッショナルファームとして、一人ひとりの可能性を最大限に引き出すために「キャリアコーチ制度」を設けています。コーチイー(コーチングを受ける人)は、PwCにおけるキャリアの築き方から日常で思うことまでカジュアルにキャリアコーチと会話することで、安心してPwCでキャリア形成ができる環境が整備されています。

今回は、PwCコンサルティングの情報通信/エンタテイメント&メディア部門のキャリアコーチとコーチイーの対談より、PwCにおけるコーチングについてご紹介します。

対談者

Norifumi.M(キャリアコーチ):新卒で外資系コンサルティングファームに入社し、2015年にPwCコンサルティングに転職しました。大規模プロジェクトから先端テーマプロジェクトまでさまざまなチームにおいて多様なメンバーと協業しています。

Emi.M(コーチイー):新卒で外資系コンサルティングファームに入社し、財務戦略コンサルティングを担当していました。その後、外資系コンサルティングファーム数社を経て、子育てとキャリアの両立を実現する環境としてPwCコンサルティングに入社しました。

(左から)Emi.M、Norifumi.M

一人ひとりの可能性を最大限に引き出すキャリアコーチ

Norifumi.M:
私がキャリアコーチとしてコーチングにあたり最も大切にしているのは、コーチイーが誰であっても「本人が考えるキャリアパス」をしっかり理解し、それに合ったチャンスを提供することです。とはいえ、まだキャリアパスが自分自身で分かっていない方もいます。そのような場合には、まず私が自らやりたいことを話し、それをヒントに自身の目標や夢を見つけてもらった上で、さまざまな可能性を提供するように心がけています。

Emi.M:
コーチイーになった時は、当然ながら初対面ですので何を話せばいいのかと迷うこともありました。ですが、コーチング面談でしっかり私と向き合ってくださり、自分でも気が付かなったような目標や夢を引き出していただけて、とても心強かったのを覚えています。

Norifumi.M:
私自身は、夢やビジョンは、必ずしも担当する業務や業界に限ったことではなくていいと考えています。あくまでご本人のご希望を引き出し、私から強制することはないように心がけていますね。

Emi.M:
コーチング面談に際しては、コーチがあらかじめ私にアサインされているジョブのチームメンバーにヒアリングした上で、私の強みや良さ、改善点を客観的に伝えてくださいます。それにより「自分らしさ」を大事にすることができています。

Norifumi.M:
“コンサルタント”と一言で表現しても、論理思考が得意な人、業界知見に強みがある人…と、一人ひとりで強みが異なると考えています。コーチイー本人が気付きにくい良さや強みを引き出して、それをコンサルティングワークに生かせるように導くことこそがコーチングだと考えています。

Emi.M:
仕事をしていると必ずしもいいことばかりというわけにはいきませんが、視野が狭くなりがちな時にもコーチと会話することで道が開けることを実感していて、大変心強いです。

PwCコンサルティング合同会社 ディレクター Norifumi.M

PwCコンサルティング合同会社 マネージャー Emi.M

コーチングは組織が成長するためのコアとなる

Norifumi.M:
キャリアコーチ制度は、コーチとコーチイーで完結するのではなく、チームの成長の根っこになるものだと私は考えています。コーチイーがいずれ自分のコーチイーでなくなっても、後になって成長している姿を見られることは大きな喜びですし、それが組織の目標を達成することにつながるからです。

Emi.M:
私もコーチングを通じて、私自身のキャリアだけではなく、PwCのビジョンと改めて向き合うよい機会になっていますね。

Norifumi.M:
新しく入社される方には当然コンサルティング未経験の人もいますし、それぞれの経験や考えを持っていますが、そういった場合、コーチングに際しては特にバックグラウンドを尊重して心理的安全性を持って仕事ができるように促すことが大切だと考えています。例えば、コンサルタントとして資料作成の壁にぶち当たることもあると思いますが、それだけで「自分はコンサルタントには向いていない」と考えてしまうのはあまりに勿体ないことです。コンサルティング未経験の方であっても、経験や知見を最大限に生かせるよう、既存メンバーがフォローするようにコーチやジョブチームなど周りが支援する体制が整っているのがPwCの強みだと考えています。

安心してチャレンジできる環境

Norifumi.M:
さまざまなバックグラウンドの方と1つのチームになり、コラボレーションしていくことが一番大切だと考えています。コンサルティング未経験の方は不安もあるかもしれませんが、その不安を取り除き、活躍できる環境を提供したいと考えていますので、ぜひチャレンジいただきたいです。

Emi.M:
新卒入社者と中途入社者の「壁」を感じることは全くなく、フラットで誰にでも活躍の場がある環境です。また、私自身も出産・育児などのライフステージを迎える中、コーチはじめ周りの方々が伴走してくださり、コンサルタントのキャリア継続に臆することなく挑戦できていますので、ぜひ仲間になっていただきたいと思います。