2025-03-03
テクノロジー・メディア・情報通信(TMT)チームでは、多様なキャリアや経験を持つリーダーが在籍し、チームを牽引しています。今回は、コンサルタント出身のTMTパートナーYoshihiko.TがシニアアソシエイトのReiko.Aとの対話を通して、コンサルタントのキャリアでぶつかるタイトルごとの壁や、市場から選ばれ続ける人材像についてお話しします。
Reiko.A:
Yoshihiko.TさんはTMT業界を中心に多岐にわたる業界で活躍されてきたと思いますが、コンサルタントとして成熟するにあたりぶつかった壁や、乗り越えられたきっかけをお聞かせください。
Yoshihiko.T:
コンサルタント人生を歩むキャリアの中には、大きく「3つの壁」が存在します。
1つ目はアソシエイト~マネージャーの壁:ここでは大きくロジカルシンキングやライティング・プレゼンなど、コアとなるコンサルティング力・ソリューション軸でのプロジェクトデリバリーを身に付けます。
2つ目はシニアマネージャー~ディレクターの壁:自身の顧客づくりから、自分の力で案件自体を生み出していく営業力・リレーション軸での動き方が求められ、転職した心算で臨まないと太刀打ちできないほどのチャレンジとなります。
3つ目はパートナーの壁:目の前のクライアントだけでなく、メンバーやチーム、経営層まで縦横斜めからマネジメント力・経営軸での信頼が必要となります。
皆必ずこの「3つの高い壁」にぶち当たることになりますが、私の場合はその場面ごとに壁の上り方を導いてくれたのが、TMTの「人(コンサルタント)」であったと改めて実感しています。
Reiko.A:
現在、まさに私も第一の壁に直面していますが、課題を乗り越えるために「Care」の精神でサポートしてくれる周囲のお陰で、自信を持って次のステージに挑戦しようと思えました。
Reiko.A:
TMTがクライアントに求められ続けるためには、どのようなコンサルタントが求められているのでしょうか。
Yoshihiko.T:
TMT業界の「人(コンサルタント)」として生きていくからには、「自身のクライアントをどれだけ愛せるか、期待値を1%でも超え続けられるか」をとことん突き詰めたいです。例えば大規模案件のコンペでお声が掛かるコンサルティング会社が数社、各社の優秀なコンサルタントが総勢で1000名いた場合、「あの人の話が聞きたい」とバイネーム指名を取れる層が5%程度と仮定すると約50名でこのマーケットを戦う構造となります。コンサルティング業はその中でも常にご指名No.1を取り続けないと生き残れない厳しい世界であり、実際にクライアントを抑えているのはほんの一握りのプレーヤーです。先に挙げた数字はイメージとしての例示ですが、我々のマインドとしてはこの一握りとなるべく、志高く切磋琢磨していけるかが肝要で「人の一歩先を読む力」が必須要件となります。私たちは“Client centric with pride”強くブレない達成意欲(想い)で未来を考え抜き、可愛げのある人柄で「もう答え(仮説)はあります!」と要領良くスピード感を持ってクライアントの期待値を超えていけるメンバーとNo.1コンサルティングファームを実現していきたいですね。
Yoshihiko.T:
これから転職を考えている方の中には、既にこの「3つの高い壁」の存在に頭を悩ませている方も数多くいるのではないでしょうか。超えていくのは自分自身、「答え」は教えられません。TMTにはこの壁の上り方、壁を超えていくための秘訣をコーチングし、切磋琢磨しながら一緒に伴走していく数多くの優秀な「人(コンサルタント)」がいます。
Reiko.A:
PwCコンサルティングは自分の成長のために周りの人が手を差し伸べてくれる会社です。また、年齢や経験に関係なく多様なバックグラウンドを尊重しているため、中途で入ってこられた方もなじみやすい環境があります。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。