TMTリーダーインタビュー Case 4「日本のコンテンツを世界中の人々に届けるための新たな挑戦」

2025-01-06

テクノロジー・メディア・情報通信(TMT)チームでは、多様なキャリアや経験を持つリーダーが在籍し、チームを牽引しています。今回はパートナーであるMakoto.Sが、シニアアソシエイトのNatsuha.Tとの対話を通して、自身がコンサルタントを志した背景や、エンタテイメント&メディア(E&M)業界で挑戦したいことについて語ります。

  • Makoto.S
    大手システムインテグレーター、外資系コンサルティングファームを経て、現職。エンタテイメント&メディア(E&M)・グローバルテック企業をはじめとする幅広い業種で戦略・新規事業の立案、経営管理、DX、グローバルガバナンスモデル構築、データ分析/利活用によるビジネス拡大など、数々のプロジェクトに携わる。
  • Natsuha.T
    2020年に新卒でPwCコンサルティングに入社以来、E&M業界を中心とした支援を実施。業務改革、システム導入、戦略策定に向けた市場調査など、幅広い案件に従事。

SIerからコンサルタントへ。挑戦し続ける環境を求めて

Natsuha.T:
Makoto.Sさんは30代半ばまで国内大手システムインテグレーター(SIer)で経験を積み、その後コンサルディング業界に足を踏み入れてから10年以上のキャリアをお持ちですが、どういった想いからコンサルタントに転職されたのでしょうか。

Makoto.S:
主にITを中心とした技術力で課題解決を図るSIerに対し、コンサルタントは経営や事業といった、ITに限らないマクロな視点から社会に価値を提供します。解決に至る視点の広さに魅力に感じ、コンサルタントを志しました。
一方で、SIer時代に培った仮説思考や論理的・技術的課題解決力は、コンサルタントになった今でも役立っていると感じます。

Natsuha.T:
SIer時代の経験がコンサルタントとしてのMakoto.Sさんの基盤になっているということですね。次に、入社前に期待していたことと、入社前後の印象の変化を教えてください。

Makoto.S:
私が2019年にPwCコンサルティングに入社した際に期待していたことが3つあります。1つ目は、監査、税務、法務、M&AといったPwC Japanグループとしての横の連携を活かした価値提供ができること。2つ目は、PwCグローバルネットワークを活かしたチャレンジができること。3つ目は、当時支援内容や対象を拡大しつつあったE&M業界で価値提供できることです。
入社して約6年経ちますが、その中で常に新しいアジェンダに対し、海外メンバーを含む多くの仲間たちと挑戦できる環境があることを実感しています。

日本のコンテンツを世界に届け、人々を幸せで満たしたい

Natsuha.T:
国内外で数多くのE&M企業と関わるTMTのパートナーとして、今後どのような領域に注力していこうと考えていますか。

Makoto.S:
私は、日本のコンテンツを世界中の人々に届け、世界を幸せで満たしたいと考えています。そのために、「日本コンテンツの海外展開におけるリスク/規制/セキュリティ対応支援」、「IPホルダーに限らないさまざまな業種・業態の企業・組織を巻き込んだ“コレクティブインパクト”の創出支援」、「日本国内だけでなく海外関連会社を起点としたIP創出が可能な事業成長戦略の設計支援」、という3つを注力領域に設定しました。
グローバル展開で懸念される事項の1つが模倣品・海賊版や、情報漏洩への対策です。日本のIPホルダーが安心して海外に進出できる仕組み作りは喫緊の課題と言えます。
こうした変化に対応するには、単一企業だけではなく産官学が力をあわせて世界に通用する製品・サービスを提供することが必要です。
上記に加えて、昨今の経済情勢を加味すると、今後は日本で作ったものを海外に展開するだけではなく、海外の日本関連企業を軸に海外発のIP創出も検討が必要になってくる可能性もあると思っています。
E&M業界は国内外での注目度も高く、今後も成長が見込まれる分野ですが、一方で激しい変化への対応がますます困難になってきていると感じます。私たちがコンサルタントとしてこうした課題解決を支援し、結果的に日本のコンテンツで世界中の人々を幸せで満たすべく、今後も挑戦していきたいと思っています。

TMTへの入社を考えている方へのメッセージ

Natsuha.T:
PwCコンサルティングの良さは、自分のやりたいことに挑戦する機会を得られる仕組みとマインドセットができていることだと思います。そうした環境だからこそ、プロジェクト以外の多様な社内活動もあります。私の場合は、PwCが毎年発行している「グローバルエンタテイメント&メディアアウトルック」の作成に関わることで、自分の好きな映画やゲーム市場の最新トレンドを知ることができ、そこで得た知識をプロジェクトにも還元する機会を得ています。

Makoto.S:
TMTはプロジェクト以外にも、社会や業界にインパクトを与える新規ソリューションの研究開発を進めています。また、各メンバーが楽しく成長できる環境作りにも注力した活動が充実しています。社会や業界にインパクトを与えたい、課題解決に向けて深く考えることにチャレンジしたい、という熱い想いを持っている人が活躍できる環境が整っているのがTMTです。皆さんの新たなチャレンジを応援するとともに、一緒に新たな価値を創造できることを楽しみにしております。

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