TMTリーダーインタビュー Case 2「TMT業界と日本企業が持つポテンシャル解放へ」

2024-11-01

テクノロジー・メディア・情報通信(TMT)チームでは、多様なキャリアや経験を持つリーダーが在籍し、チームを牽引しています。今回は、一貫してTMT分野のコンサルタントとしてキャリアを形成してきたパートナーのYusuke.Nが、アソシエイトのChili.Hとの対談を通して、TMT業界の魅力やプロジェクト事例、チームとして目指していきたいことについてお話しします。

  • Yusuke.N
    日系コンサルティング会社を経て、2018年にPwCコンサルティングに入社。テレコム企業を中心に事業開発やM&A、DX戦略の策定および実行などの支援を担当
  • Chili.H
    2022年に新卒でPwCコンサルティングに入社。テレコム企業を中心に事業開発や営業戦略の策定および実行などの支援に従事

TMT業界は新規性やスピード感、多様な産業を巻き込むダイナミックさが魅力。

Chili.H:
Yusuke.Nさんは一貫してTMT業界のコンサルティングに関わり続けていますが、その理由をお聞かせください。

Yusuke.N:
大きく3つの理由があります。TMT業界は、①他業界と比べて比較的新しい業界であるため若いうちから専門家として活躍できる余地があること、②業界変化のスピードが速く常に新しいチャレンジができること、③多様な産業とのコラボレーションを進める機会が多くダイナミックな仕事ができることが特徴として挙げられます。こういった点に魅力を感じたため、これまで一貫してTMT業界でキャリアを積んできました。最近は、生成AIを活用したビジネスモデル変革や地域社会の課題解決に向けたテクノロジーの活用、衛星通信を活用した新規事業創出などの最先端テーマに取り組んでいます。

Chili.H:
TMT業界の新規性やスピード感、多様な産業を巻き込めるダイナミックさに魅力を感じているのですね。PwCコンサルティングに入社されてからは、どのようなプロジェクトに取り組んでこられたのでしょうか。

Yusuke.N:
私がPwCコンサルティングに入社した2018年頃は、DXが企業に大きく求められていた時期でした。従って、DXを活用した全社改革や事業開発、M&Aといったプロジェクトに数多く携わりました。その中でも、米国にあるクライアントの投資先企業へ、クライアントとともに頻繁に訪問し、投資先企業と対話を重ねながら日本国内への事業進出に向けた戦略策定と伴走支援をしたプロジェクトが強く印象に残っています。また、私はグローバルプロジェクトも多く手掛けてきました。欧州のヘルスケアスタートアップとの連携支援やインドにおけるEVを活用したモビリティサービス検討などが挙げられます。最近では、生成AIや社会課題解決関連のプロジェクトへの関与が多くなっています。

TMT業界とのコラボレーションによってグローバルで活躍できるポテンシャルが日本企業にあると信じている。

Chili.H:
Yusuke.NさんはTMTパートナーとして、今後どのようなことを目指していきたいと考えていますか。

Yusuke.N:
私がコンサルタントを続けている理由は、TMT業界を足掛かりにして、日本企業がよりグローバルに活躍できる支援をしたい、グローバルにおける日本のプレゼンスを高めていきたいという思いを持っているためです。例えば20世紀において日本の自動車・エレクトロニクス産業は名実ともに世界一でしたが、現在のものづくり産業では新興国がかつての日本のように急速に成長してきています。日本は今の状況に安穏としてはいられないという危機感を持っています。私はTMT業界とのコラボレーションによって、グローバルで通用する製品・サービスを新しく打ち出せるポテンシャルが日本企業にあると信じています。そういったポテンシャルを持つ私たちのクライアントに対して、グローバルファームであるPwCの総合力を駆使して支援していきたいと考えています。

TMTへの入社を考えている方へメッセージをお願いします。

Chili.H:
シニア層との定期的な1on1での意見共有やカジュアルな雰囲気でのチームミーティングなど、チームワークやスキルアップ、働きやすさの改善に対するオープンなコミュニケーションを惜しまない文化が根付いていることがTMTの魅力の一つになっています。

Yusuke.N:
常に新しいことに好奇心を持っている、誰もやったことがないチャレンジをしたい、難しい課題であっても粘り強く考え続けることができる、といった方にはTMTは最適な成長環境だと思います。私たちとともに日本を良くしていきたい、世界を変えていきたいといった志を抱く皆様からの応募をお待ちしております。

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