2024-04-01
日々多忙な生活を送りつつも、さまざまな工夫をすることで仕事と育児を両立し、ワーキングパパ、ワーキングママとして活躍しているメンバーがTMTには数多く在籍しています。今回は、TMTで仕事と幼児の育児を両立しているディレクターのGo.MとマネージャーのJeongmyoung.P、将来訪れるかもしれない育児に関心を持つシニアアソシエイトのTakuya.HとKanaka.Nとの座談会を通して、TMTにおける働き方をご紹介します。
Kanaka.N:
自身が将来子どもを持つことを想像してみると、育児と仕事の両立以前に、産休・育休の取得期間から悩むかもしれないと考えました。Jeongmyoung.Pさんは、お子さんが産まれることが分かったとき、育休の取得期間についてどのように考えましたか 。
Jeongmyoung.P:
私の場合、妊娠中はキャリアの空白時間をできる限り短くしたいと考え、出産後1年以内に復帰することを考えていました。しかし、夫の仕事や保育園探し(保活)の状況などにより、2年間の育児休暇を取る形となりました。当初の計画とは異なりましたが、会社からは子どもの保育園を探す際の支援してもらったり、復職支援セミナーの案内をもらったりと、育児中に手厚いサポートを受けられたため、結果として大事な乳幼児期に子どもにしっかり向き合うことができた2年間となりました。
通り過ぎたからこそ実感をもって分かることではありますが、色々心配して前もって綿密に計画を立てることよりも、人生の一大イベントである出産や、赤ちゃんとの貴重な時間を満喫することに目を向けるのが良いかと思います。
Takuya.H:
将来を想像したときに、育児の中で当然のように発生する毎日の送迎や急な病気対応など、親としての役割を全うしたいと考えています。ですが、状況に応じて育児を優先することについて、周囲の理解が得られるのか気になっています。
Jeongmyoung.P:
「想定外のことで仕事に支障が出るのでは」と私も以前は心配していましたが、今のところ支障なく両立できています。私の場合、社内制度である柔軟な働き方(所定時間外労働制限を適用)を採り入れた勤務形態を取っており、定時前後には育児に集中できています。日中に子どもを病院に連れていく必要がある場合は、子どもの就寝後に業務に対応するなどしており、周囲もよく理解してくれています。また、育児経験のある方はよくお分かりかと思いますが、親になると必然的にマルチタスク能力が高められます。限られた自分の時間をどのようにして有効に使うか、優先順位を意識するようになり、ランチタイムや会議の空き時間を有効に使うなど工夫しています。
Go.M:
私も第1子誕生前は同様の心配をしていました。しかしながら、育児を疎かにするという選択肢はなかったので、周囲の理解やサポートを得るしかないと考えていました。そのため、子どもが産まれる前から、社内外の関係者の方々に、育児に対する考え方や価値観について積極的に発信したり、出産予定日とその前後は業務を離れなければいけない可能性が高いことやそれに伴う不安などについて事前に相談したりしました。上長もクライアントも想像以上に理解を示してくれ、多くのサポートはもちろん、育児のアドバイスもたくさんいただくことができました。
育児で日中に想定外のことが発生し、業務上の調整が必要になることはこれまでもありましたが、適宜周囲に状況を共有し、相談することを意識的に実践してきたので、周囲の理解、サポートを得ることができました。
そのため、現在に至るまで、何かを犠牲にすることなく仕事と出産時の対応や育児のバランスをとることができています。
また、上長の立場としても、チームメンバーに状況を発信してもらえることで、フォローする体制を整えられるため、積極的にコミュニケーションを取るよう心掛けています。自身のプライベートなことを発信することに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、 育児に限らず、 「働きやすい職場環境をみんなで創る」という側面からも、日ごろから気軽に相談できる信頼関係、人間関係を築くことが大切だと思い、実践しています。