テクノロジー業界の魅力と、テクノロジーセクターが目指す姿

2023-07-03

テクノロジーセクターは、クライアントの特定のニーズに対して価値(製品・サービス)を提供するのみでなく、顧客を内包する「社会」が抱える課題の解決に向けた事業の創出も求められています。

今回は、テクノロジーセクターのパートナーのNobuhiko.H、ディレクターのHikari.Mより、テクノロジーセクターの目指す姿についてお話しします。

インタビュイー

Nobuhiko.H:新卒でコンサルティング会社に入社して以来、グローバル製造業へのコンサルティングに従事。グローバルSCMを得意領域とする。

Hikari.M:銀行系シンクタンク、コンサルティング会社2社を経て、2018年にPwCコンサルティングに入社。SAPやSaaS製品の導入におけるグランドデザイン策定、導入支援、業務改革を複数担当。

(左から)PwCコンサルティング合同会社 パートナー Nobuhiko.H、ディレクター Hikari.M

テクノロジーセクターの魅力はどのようなものでしょうか。

Nobuhiko.H:
テクノロジーセクターはハイテク業界ともいわれますが、まさに新しい技術(ハイテクノロジー)を世の中に紹介し、広めていく中核を担う業界でなければいけないと思っています。

「AIに人間社会が“ディスラプト(破壊)”されてしまう」と報道されることもありますが、本来「技術」とはそういうものではないはずです。むしろテクノロジー企業は「先端技術の水先案内人」として、あらゆる業界に活力と利便性を与えていくイネーブラーだと考えています。誤解を恐れずに言えば、「前向きな破壊と進化」をもたらす、そんな夢と華のある業界だと思うのです。

Hikari.M:
私が考えるテクノロジーセクターの魅力は、Nobuhiko.Hさんの「前向きな破壊と進化」を、クライアントと一緒に実現できるところです。案件の領域によっては、クライアントであるテクノロジー企業はコンペティターともなり得ます。だからこそ、コンサルティング会社である私たちはクライアントにより一層の価値を提供できるように、常に進化・深化することが求められています。それは決して簡単なことではないですが、成長の機会が常にあるということは大変幸せなことだと感じています。

テクノロジーセクターは中長期的にどのような姿を目指していますか?

Nobuhiko.H:
PwCは、先ほど申し上げたような先端技術の水先案内人となるテクノロジー企業に対して、アドバイスするだけでなく、時にはゴールまで一緒に伴走していくことが求められていくと思います。

そうなると当然、グローバルプレイヤーでなければなりませんし、好奇心旺盛で技術に明るく、さらには未来を見通す卓越した洞察力を持つ必要があります。クライアントと一緒に未来を切り開く、そんなクレバーかつポジティブで、ガッツのあるコンサルタントであることが重要です。

テクノロジーセクターに在籍するコンサルタントは皆、そのような気概を持ってコンサルティングワークで躍動してくれていますが、個人の想いとしては、もう一歩クライアントに踏み込んでいきたいです。具体的には、事業のアドバイスや旗振りだけではなく、クライアントのビジネスそのものに私たちも入り込み、一緒に事業の立上げや運営を行いたいと考えています。

クライアントの事業の現場にも、私たちPwCコンサルティングのコンサルタントがお役立ちできる局面が必ずあるはずであり、そのためにも今よりももっと多様なバックグラウンドや幅のある経験を持った人財が必要だと考えています。

中長期的な姿の実現に向けて、メンバーにどのような働きかけやサポートを行っていますか?

Hikari.M:
Nobuhiko.Hさんをはじめ、マネジメント層の想いや言葉をそのままメンバーに伝えるのではなく、必ず一度自分で考え、咀嚼してからメンバーに伝え、メンバーにも考える機会を与えるようにしています。

なぜかというと、PwCコンサルティングでのマネジメントとの対話を通じて、マネジメントからの言葉は、「決してビジョンや考えを押し付けるものではなく、メンバー全員が考える機会を与えてくれている」と感じる場面が多いからです。

「マネジメントはこう言っているけれど、私はこう考える。そしてメンバーにも考えてもらい、その考えを聞き、マネジメントに伝える」というのは、とても基本的なことですが、基本だからこそ疎かにしてはいけないと考えています。

Nobuhiko.H:
PwCコンサルティングにはさまざまな制度が整っていますが、それにとどまらず、テクノロジーセクターでは独自に業界研修やフォローアップ、メンバー同士の交流などを積極的に実施しています。そのような活動を通じてメンバーの成長を最大限支援していますので、ぜひPwCコンサルティングのテクノロジーセクターの一員としてご一緒できればと思います。

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