2023-06-02
多様なバックグラウンドを持つ「人」で成り立つプロフェッショナルサービスファームであるPwCコンサルティングにおいては、事業会社などのコンサルティング業界外から転職してきたメンバーも数多く在籍し、コンサルタントとしてクライアントが直面する課題や目指す姿と向き合い、伴走しています。
今回は、事業会社からコンサルタントに転身したメンバーが、コンサルタントに転身するに至った経緯と、入社前後の気持ちの変化についてお話しします。
インタビュイー
Akiko.S:国内電機メーカーにてシステムエンジニアとして、通信システムのシステム導入を担当し、クライアントとの要件検討から開発・運用フェーズまで一通りのシステム構築に関する経験を積み、2019年にPwCコンサルティングへ入社。現在は財務領域におけるデジタルトランスフォーメーションを活用した業務改善・効率化の支援に従事。
PwCコンサルティング合同会社 マネージャー Akiko.S
転職を意識したきっかけは、前職での事業部の異動でした。
前職ではSEとしてインフラ業界のソフトウェア開発に従事していましたが、事業部の異動を経験し、領域を変えるともう少し自身の経験の幅を広げることができることに気づきました。「領域の幅に加えて、職種の幅も広げていきたい」という想いが高まり、転職を決意しました。
転職先の選定にあたっては、「今までの自身の経験を活かしつつスキルの幅に加え、業界の幅も広げられること」「クライアントの事業の限られた機能や領域に閉じることなく、エンドツーエンドで支援できること」を重視しました。
コンサルティングファーム数社を比較検討した結果、これらの希望を実現できそうな案件を幅広く手掛けているPwCコンサルティングへの入社を決めました。
入社後にまず驚いたことは、女性比率が高く、家庭を持ち、子育てをしながら働く女性が男性同様に昇進し、ワークライフバランスを保って活躍していることでした。
前職では女性比率が著しく低く将来的なキャリアを想像することが難しかったのですが、PwCではワークライフバランスを保ちながらキャリアを継続することが定着しており、女性のロールモデルも数多くいます。そのため、「管理職」というキャリアを自分ごととして捉え、マネージャーへの昇進もためらいなく目指すことができました。
マネージャーとなった現在は、管理職として新たな挑戦もありますが、先輩社員のアドバイスを受けながら、前向きに取り組むことができています。
PwCでは、アサイン先を決定するまでにコーチ(※1)やプロジェクトマネージャーとの面談を複数回実施し、本人・プロジェクト双方の希望・要望を丁寧に考慮しでた上でアサイン先が決定されます。
アサインにおいて希望が考慮されることで、キャリアプランを描きやすくなるだけでなく、自分の希望を伝える場があることで周囲からサポートが得られるようになり、キャリアプランを実現しやすくなると感じています。
チームメンバーや同僚も、プロジェクトに加えて社内の多様な活動やスキルアップに積極的に取り組んでいることに良い刺激を受け、自身も向上心を持って自己研鑽に励むようになりました。
※1:コーチ:PwCにはキャリアコーチ制度があります。コーチイー(コーチングを受ける人)は、PwCにおけるキャリアの築き方から日常で思うことまでカジュアルにキャリアコーチと会話することで、安心してPwCでキャリア形成ができる環境が整備されています。
PwCは、ワークライフバランスを保ちながらキャリアの幅を広げていくこと、管理職を自分ごととして捉え、目指していくことができる環境です。
自分のスキルの軸(私の場合はシステム構築の全行程に関する知見)を何か一つでも持っておくことで、前職での経験を臨機応変に活かして活躍することができます。
今後、一緒に成長していける仲間が増えることを楽しみにしています。