{{item.title}}
{{item.text}}
{{item.text}}
PwCアドバイザリーでさまざまな業界のディールビジネスを手掛け、英国、タイ、香港、日本でチームを牽引。現在は、新たに創設された組織体制「Deals Execution Team(以下、DET)」の責任者として、職員一人一人がアドバイザーとしてより成長していくための組織づくりを進めるWyborn。DETが生まれた背景とその役割、そしてDETの今後について語ります。
私はPwCに参画してから約30年近く経ちますが、アドバイザーとして各国をわたりながら、世界の変化を目の当たりにしてきました。そして今、デジタル技術が飛躍的に進歩し、持続可能な社会を実現するためのESGへの取り組みが重要視されているなど、社会が今までにないほど急速に、また世界的規模で変わりつつあるのを感じます。
こうした社会変化に伴い、クライアントが求めるものも多様化し、私たちアドバイザーとして応えるべきニーズも幅広くなっているのが現状です。
ですから、従来のような1つの専門領域に特化したアドバイザーのやり方は通用しません。社会の変化に合わせて、アドバイザー自身も多様なスキルを身に付け、時代に柔軟に対応していく必要があります。そんな中、職員一人一人の目標や適性に合わせて案件にアサインし、世の中の変化にも対応できるような経験を積んでもらうことが必要になるだろうという考えから、DETという組織体制が生まれました。
DETの最大の特徴は、オープンかつ柔軟な組織体制という点にあります。業界や業務の領域を限定することなく多様な案件を経験することができるので、専門性やスキルの幅が広がります。
その結果、ディールの戦略部分から実行まで対応できるスキルが身に付き、どの工程においても実力を発揮できるようになります。また、自分が身に付けたいスキルを想定しながら、効率よく経験を積むことができるため、成長スピードも速くなります。
実際に職員からは「スキルを実践で身に付けることができた」「さまざまな種類の案件を担当することで、幅広い提案ができるようになった」といった声も届いており、職員が自分の成長を実感するきっかけになっているようです。
もう1つの特徴としては、案件を通してスキルを伸ばすだけでなく、コーチングも受けられる組織体制であることです。上長との定期的なディスカッションを実施する仕組みを設けており、自分が将来どのようなキャリアを歩みたいのか、どのようなスキルが必要かなどを相談し、アドバイスをもらうことができます。
キャリアアップを図るには、客観的に見てくれる存在が必要ですし、相談に乗ってもらえる相手がいるのは仕事をする上で大切だと思います。
クライアントがアドバイザーに求めるものも変化しています。
今後は、今まで考えもしなかったようなスキルを求められるようになるかもしれません。そんな時のために、DETという組織を通して経験を積み、自分のスキルを伸ばすことで、初めての領域でも臆せずクライアントに向き合い、提案できる自信を持つことが求められます。自信がつけば、どこでも通用できる人になるはずです。
DETの軸は、PwCアドバイザリーに入ってくれた全ての職員が、理想のキャリアを実現できる環境であり続けることにあります。多様な領域を手掛けたいという人もいますし、ある領域を極めたいという人や、プロフェッショナルたちとともに働き成長したいという人もいます。その職員の理想のキャリアがどのような形であれ、PwCアドバイザリーだからこそ得られることを体感して、自身のキャリアアップにつなげてほしいですね。
※部署名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。