ディール戦略の立案・実行、そして統合まで

日本企業は成長の機会を求め、海外の優良企業を買収し現地の市場へ参入するクロスボーダーM&Aなどの事業戦略を推進しています。一方、競争の激化によって業績不振や資金不足に陥り、組織や事業の再編など、戦略を見直す動きも出ています。海外進出により、新たに発生する経営課題やマネジメント上のさまざまな障害にいかに対処するかも、日本企業の課題となりつつあります。

PwCは、「M&A」「事業再生」「インフラ・PPP」の分野のディールアドバイザリーにおいて、戦略・実行段階から買収後の統合までのディール（取引）を一体化して支援するプラットフォームである「Deals Channel」を構築しています。ますます複雑・高度化するクロスボーダーM&Aや経営改革の推進を、オールPwCの下、多様な専門性を結集してお客さまが求める価値の創出を目指します。

上流と下流をつなぐプラットフォーム

PwCの「Deals Channel」は、ディールを確実に実行する従来のアドバイザリーサービスに加え、上流に当たる戦略領域の支援から下流の統合支援までをカバーするプラットフォームで、ディールの内容や特性に応じて、多様なサービスを一貫して提供します。上流では、「どの企業と組めば良いのか」「どの領域に投資すべきか」といった実現性の高い戦略を提案します。海外企業の買収に当たっては日本企業側の経営戦略に照らし、さまざまな論点から分析・評価し、買収先の最適な選定を目指してアドバイスを行います。中流に当たる実行支援は、M&A・事業再生の取引実行のためのアドバイザリーです。正当な取引価格を検討するバリュエーションのほか、買収先の会計・財務面のリスクも精査するデューデリジェンスなどの分析的手法を活用します。

下流では、買収などの取引完了後に買収先との円滑な経営統合を目指し、PMI（M&A成立後の統合プロセス）を支援します。販売体制やサプライチェーンはもとより、コーポレートガバナンスや人材、財務、システムなどの最適な統合により、投資先のバリューアップを実現し、次のM&Aへつなげていきます。PwCの特徴は、151カ国に広がるグローバルネットワークと、M&A取引の豊富な実績および多様な専門性を持つプロフェッショナルの活用です。それぞれの専門家が一つにまとまり、戦略の立案・実行そしてPMIまでのプロセスを支援する体制を機動的に組成します。PwCはお客さまのグローバルパートナーとして、お客さまの成長と経営課題の解決、企業価値の向上を支援します。

PwCの幅広い組織的能力で、戦略投資の 意思決定を力強くサポートしています。

PwCアドバイザリー合同会社 代表執行役 吉田 あかね

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