青山学院高等部でユニバーサルデザインをテーマにアイデア創出ワークショップを開催

2017-10-06

2017年10月6日、イノベーション創出と活性化のためのコンサルティングサービスを提供するグローバルイノベーションファクトリー(GIF)とPwC Japanグループに所属するチャレンジドアスリート(障がい者スポーツ選手)らが、「ユニバーサルデザインの街づくり」をテーマに青山学院高等部でワークショップを開催しました。

ワークショップでは、デザインシンキングの手法を通して、障害を持つ外国の方が来日した際に生活しやすい街づくりについて考えました。

まず、GIFリーダーでPwCコンサルティング合同会社パートナーの野口功一から、デザインシンキング手法のプロセスの説明、デザインシンキングによって生み出された画期的な商品の紹介などを行いました。

その後、生徒がチャレンジドアスリートと一緒に校内・校外を巡り、障がいを持つ人の視点からインサイトを抽出し課題の理解を深めました。GIFのメンバーもファシリテーターとして参加しました。

フィールドワークを通して、車いすに乗った状態では上の方に手が届きにくいこと、車いすで入りやすいレストランを探すのに苦労すること、街中の様々なサインも視覚障害の人には伝わらないこと、といったインサイトを抽出しました。

その後、各自が見つけたインサイトをチームで共有しアイデア創出を行いました。ユーザーの視点で課題の理解を深めたことで、自由な発想で活発な意見交換が行われました。

チームごとにアイデアを発表、チャレンジドアスリートの方からフィードバックをもらい、アイデアをさらにブラッシュアップしていきました。

最後に全員で改善点をディスカッションしました。野口パートナーから、「君たちのアイデアが実現する可能性は大いにある。」とコメントがあると、生徒の皆さんの表情は輝いていました。

ワークショップ開催後、GIFとチャレンジドアスリートのメンバーが再び集まり、振り返りを行いました。

現在、ワークショップで創出された高校生のアイデアを具現化し、新規ビジネスを開発することを検討しています。

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