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Enterprise Transformationとは、一般的に「VUCAの時代に勝ち残る次世代組織への包括的な転換の活動を行うこと」を指します。当社では、「業務プロセスや事業構造を抜本的に見直し、企業そのものの変革を業務・ITの両面から支援し、ERPを利用したデータドリブン経営にアジャイルやクラウド活用を加え、俊敏性のある経営を実現させること」と定義しています。
私たちEnterprise Solutionチームはこの定義をもとに、今までのSAP専門組織に加え、SAPやITに係る知見を有し、業界や業務の専門性を有した人材を全社より集結させた組織として、2022年7月に新たに発足しました。現在は、400名以上の大きな組織となっています。
私たちのチームのVisionは「“クライアントの未来”の共創者となる!」であり、Missionは「クライアントの信頼を構築し、重要な課題を解決する」こと。私たちは常に、クライアントの将来への「想い」を感じ、受け止め、「今何をすべきか」「最適な解決策は何か」「どのように実施すべきか」を意識しながら検討、提案、相談を繰り返しています。私たちの役割はそのクライアントの「想い」を実現させることであり、私たち全員が同じ「想い」を持ってコンサルティングを行っています。
私はこのチームをリードする立場として、このようなプロフェッショナルなメンバーと一緒にクライアントへサービスを提供できることを誇りに思っています。それとともに、「品質のPwC」とクライアントやマーケットで認知していただけるように、チーム全員が「品質」に対し高い意識を持って取り組んでいくことを最も重要視しています。
Enterprise Solution リードパートナー 岡部 仁志
SAPのテクノロジー、S/4HANA、クラウドERP、その他多くのソリューションにより、企業の業務プロセスの合理化、効率化を実現できます。
PwCは、長年にわたるSAPソリューションの導入経験とSAPのテクノロジーを活用した共同イノベーション、各業界の深い見識、包括的なコンサルティングケイパビリティを活かして、クライアントのビジネスの成果を上げるために必要なソリューションを提供します。
企業活動を通じて得られる情報量は増加する一方ですが、その多くは戦略的に活用できているとは言えません。PwCはSAP S/4HANAに代表される、戦略的データ活用を実現する情報システムの導入支援に長年携わってきました。この経験をもとに、PwCはビジネスニーズに合ったデータプログラムを開発し、クライアントの課題解決に貢献します。
近年、多くの企業がデジタル化に取り組んでいます。現在、クラウド、ソーシャルメディア、モビリティなどを活用していない企業にとっても、デジタル化は今後重要なテーマとなってきます。企業のテクノロジートランスフォーメーション支援の実績を豊富に有するPwCは、SAP S/4HANAをはじめとするSAPの強力なソリューション群を活用し、クライアントの組織全体にデジタルマインドセットを浸透させるお手伝いをします。
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企業活動においてクラウド活用が浸透してきています。クラウドベースのテクノロジーは、複雑なレガシーシステムよりも扱いやすく、直感的で操作性も良いため、今後もますます選ばれ続けるでしょう。PwCはSAP S/4HANA CloudやSAP Cloud Platformといった最適なクラウドベース製品を活用し、クライアントのビジネスのさらなる発展に貢献します。
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機械学習、ブロックチェーン、IoT、BIツール――。これらは、企業が今後成功するために必要なデジタルツールの一部に過ぎません。
PwCは幅広い業界知識およびSAP Business Technology Platformをはじめとする革新的テクノロジーの導入経験により、クライアントのビジネスを、よりテクノロジーに満ちた未来へと導きます。
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デジタルトランスフォーメーションは、大量の機密データを取り扱うCFOをはじめ、多くの従業員を対象とします。PwCは数あるクラウドベースのソリューションの中でも特にSAP S/4HANAを活用することで、財務関連サービスのリアルタイム化、業績管理の改善、CFOの企業戦略遂行などを支援します。
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多くの成功企業の中核を成しているのは人です。テクノロジーの活用は、従業員のやる気を引き出し、優れた才能を見いだし、適切に報酬を与えるためにますます重要になってきています。
PwCはSAP SuccessFactorsを活用し、クライアントの組織全体のタレントニーズを満たす最適なソリューションをカスタマイズすることで、効果的なヒューマンエクスペリエンス管理の実現を支援します。
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効率的な調達購買プロセスは、企業のコスト削減に貢献するだけでなく、商品やサービスのタイムリーなマーケットリリースを可能にし、販売機会の損失を防ぎます。
PwCは、クラウドベースソリューションであるSAP Aribaを活用することで、調達購買業務における重要なインサイトを発見し、サプライヤーネットワーク全体における調達および契約管理プロセスの標準化をサポート。これにより、クライアントのさらなるコスト削減とオペレーションエクセレンスの実現を支援します。
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革新的なテクノロジーソリューションを導入した後は、それらを最大限に活用することが求められます。PwCはSAPとの長年にわたる協業経験を生かし、クライアントのテクノロジーケイパビリティの向上を支援します。
PwCのリスク&コンプライアンスチームは、職務分掌のコンフリクト特定や、アクセスコントロールによる制約と生産性とのバランスの取り方、機密情報へのアクセスの監視などの面でクライアントを支援します。
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AI、IoT、ビッグデータなどの技術が進歩した結果、企業はこれまで以上にサプライチェーンの最適化を推進することができるようになりました。しかし、日々複雑化する供給網、ネットワークを管理することは容易ではありません。
PwCはSAPのサプライチェーン最適化ソリューションを活用し、クライアントの最適な投資や、市場へのより多くの製品の投入を支援します。
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SAP Customer Dataソリューションを活用することで、複数のサイトやアプリなどでばらばらに管理されている顧客IDを統合し、顧客プロファイルを新鮮に保ちながら一元的に管理することをサポートします。同時に、顧客が主体となった同意管理も実現可能であり、顧客との関係強化とコンプライアンス対応の実現に貢献します。
日本の自動車部品業界(車載や精密も含む)のSCMにおいてSAPを利活用するためのブレイクスルーポイントは、①タクトタイムベースの繰返生産、②生産ライン中心のSCM業務、の2つを正しく理解することです。JIS/JIT*1 & REM*2とMES*3連携テンプレートは、タクトタイム生産を基本とするSAP JIS/JITおよび繰返生産機能群と、品目ではなく生産ライン中心のMES機能群の疎結合モデルであり、時・分・秒単位のSCM・生産システム設計のひな形を提示しています。
ISG(Industry Solution Garage)では、内示受領・生産・出荷までのプロセスをSAPとMESの連携で詳細に説明しており、自動車OEM・部品メーカー実務経験者によるリアリスティックなプロセスデモを体験いただけます。
*1 JIS:Just-In-Sequence(Sequenced JIT Call)、車両順序同期生産・出荷
JIT:Just-In-Time (Summarized JIT Call)、納入便・通箱単位同期生産・出荷
*2 REM:REpetitive Manufacturing、繰返生産
*3 MES:Manufacturing Execution System、製造統制システム