ビッグデータが生み出す新たな人材マネジメントの潮流‐2015年度人材データの分析活用度調査‐

2016-02-24

PwCは2015年6月、日系・外資系問わず102社を対象に、企業の人材データ活用に関する成熟度や取り組みの現状、さらなる活用への課題を明らかにすることを目的として、「人材データの分析活用度調査」を実施しました。その結果、人材データ活用の取り組みを始めている企業は24%である一方、関心のある企業は77%であり、人材データの分析・活用に対する期待が高まっていることがわかりました。
また、データ活用のニーズについて、従業員のモチベーションやハイパフォーマーの要因分析に対し、およそ7割の企業がニーズを示しており、固有のリスクよりも社員や組織の生産性に関連する指標に対してのニーズが強いことがわかりました。
なお、本レポートには、アナリティクスについて研究を行いつつ、企業に対するサービスも手掛けている慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)特任教授の岩本隆氏への、日本企業におけるHRアナリティクスの現状やグローバルを含めた今後の展望に関するインタビューも掲載しています。