It’s how you play the game‐都市の成長戦略とメガスポーツイベントの活用

2014-09-01

オリンピックやサッカーFIFAワールドカップなどの花形イベントの誘致による都市の宣伝効果は高く、世界中の都市がこれらの著名なイベントの誘致を競っています。

一方、全ての都市がこれらのメガイベントを誘致するだけの資源、インフラ、能力、知見を有しているわけではありません。むしろ一般的な都市にとっては、都市の長期的な成長戦略と発展における優先順位に基づき、最適なイベントを選択することが重要であると言えます。

本報告書は、都市/地域がどのようなイベントを招致すべきかについての意思決定を支援するため、「会場」「レガシー計画」「サポートインフラ」「知的資本」の4項目で構成されるフレームワークを提供しています。
また、以下の5つのイベントをケーススタディとして考察し、これらのイベントを活用していかに都市/地域が自らの発展を成し遂げたかについて検証を行っています。

  • ロンドン(2012年オリンピック・パラリンピック夏季大会)
  • カザン(2013年夏季ユニバシアード)
  • サンフランシスコ(2013年アメリカズカップ)
  • ブラジル(2014年FIFAワールドカップおよび2016年オリンピック・パラリンピック夏季大会)
  • ニューヨーク/ニュージャージー(2014年スーパーボウル)