オーストラリア:在豪赴任者に対するSingle Touch Payroll制度の適用

2019-03-08

オーストラリアでは2018年7月1日より、リアルタイムの給与計算制度が導入されました。この制度はSingle Touch Payroll (STP)と呼ばれ、現在は給与の支払いの都度、企業はオーストラリア税務当局(ATO)へ報告する必要があります。これにより、ATOは企業の給与計算プロセスを正確かつ、タイムリーに把握することができます。

ATOはこの新しい給与計算制度のもと、海外赴任者の給与計算を運用することが容易でないことに理解を示しており、一定の条件を満たすオーストラリアへの赴任者に対しては、STP制度の運用を2019年6月30日までは免除すると発表しました。一方で、オーストラリアから国外への赴任者(アウトバウンド)に関しては、このような免除規定の適用はありません。

ATOは先日、2019年7月1日以降、雇用主は給与期間ごとにオーストラリアへの赴任者をSTP制度における支払報告書に含める必要がある(報告期限は自動的に最大一ヶ月の報告猶予が与えられます)と発表しました。尚、この報告義務は、源泉徴収税額が0となる特例を適用している雇用主及び従業員に対しても適用されることにご留意ください。

本文は、PwC税理士法人が参考としてInsights from Global MobilityのIn Briefを和訳しています。

詳細を含む原文はGlobal Mobility Insightsのフルバージョンをご参照ください。PwC税理士法人による和訳には、可能な限り正確を期しておりますが、原文と解釈の相違がある場合は、原文である英語版に依拠してください。

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