減価償却費とキャッシュフロー上のインパクト
ほとんどの企業が減価償却資産を保有しています。しかし、減価償却費にかかわるキャッシュフロー上のインパクトをタックスプランニングの観点から考察している企業は少ないのではないでしょうか。減価償却費にかかわるタックスプランニングは、主として、減価償却費等の費用を早期に計上することでキャッシュフローを増やすことを目的とするものです。
タックスメリットを享受するための方法として、(1)耐用年数の短縮、(2)取得原価の範囲の縮小、(3)減価償却費の計算特例の適用が考えられます。
ここがポイント
【耐用年数の短縮】
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- 資産が陳腐化、腐食、損耗していますか。
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- 機械および装置を保有している場合、その資産は耐用年数省令別表第二に特掲された設備以外のものですか。
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- 中古資産を取得しましたか。
【取得原価の範囲の縮小】
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- 取得原価に借入金利息、取得に伴う租税公課、建設計画の変更により不要となった資産にかかわる費用、契約解除に伴う違約金、落成式等にかかわる記念費用等を含めていますか。
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- 資本的支出と修繕費の区分が曖昧になっていませんか。
【減価償却費の計算の特例】
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- 2007年3月31日以前に取得した資産の簿価は5%で止まったままになっていませんか。
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- 種類、耐用年数、償却方法が同一の資産をグルーピングした上で減価償却費を計算していますか。
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- 予定時間を著しく越えて使用する機械装置を保有していませんか。
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- エネルギー需給構造改革推進設備、公害防止用設備、医療用機器、障害者を雇用する場合の機械、事業所内託児施設を取得しましたか。
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- 税法上、中小企業法人に分類される場合(資本金1 億円以下等の要件)、さまざまな特典を受けることができます。特典の内容をご存知ですか。