2010年度よりグループ法人税制が導入され、連結納税制度を導入していなくとも、100%資本関係にあるグループ内の会社同士の一定の資産譲渡損益が繰り延べられることになりました。これは連結納税制度と同様の処理になります。一方、連結納税制度を導入した場合において、従来は、連結納税開始時または連結子会社加入時に、子会社の繰越欠損金が切り捨てられていたところ、今後は、一定の子会社の繰越欠損金は切り捨てられることなく、当該子会との将来所得との相殺が可能になりました。これは、連結納税制度を導入していない場合と同様の処理になります。
このように、連結納税制度を導入する場合としない場合の相違が少なくなったことで、グループ会社同士の損益通算といった連結納税特有のメリットを享受することを目的として、多くの企業グループが連結納税の導入を決定または検討しています。
私ども税理士法人では、2002年度税制改正による連結納税制度の創設以来、多くのクライアントの連結納税導入やその後の連結確定申告書作成支援、各種コンサルティングサービスを提供してきました。PwCは、連結納税専門チームを有しており、連結納税の導入および運用に関する豊富な実務経験に基づき、上場企業やオーナー企業など多種多様なクライアントに対して連結納税に関するサービスを提供することが可能です。