シェアードサービスセンターに関するPwC 調査報告書

Shared service centres - the 2nd generation

本書は、PwCドイツがまとめたシェアードサービスセンター(SSC: Shared Service Centre)に関する英文の調査報告書です。

SSCには、財務・経理機能が各会社に分離している場合に比べ、効率性、品質および透明性の面で多くの利点があります。企業が利潤の最大化を目標とするのであれば、SSCを継続的に推し進め、最大限活用することが勧められます。本調査では、SSCが今日どのように機能しているか、また、今後どのように展開していくかについての詳細な分析を行っています。

主たる調査結果は下記の通りです。

  • SSCを設置する地域に関して、アジア太平洋地域および中東欧では事業コストを大きく削減することができ、一方、欧州では高い標準化と品質水準を達成することができる。
  • 一般的に、利益センター方式により管理されているSSCの方が比較的成功しており、より総合的なサービス管理方式を有している。
  • SSCを複数管理する経験は、今のSSCを「次世代の」SSCに発展させるために大いに役立つ。
  • 当初の戦略が優れていると、SSCの設置が必要となる時期がより明確になる。
  • 標準化、自動化、コンプライアンス強化、コスト削減およびプロセスの品質向上がSSCを設置する上で最も重要な目的となる。
  • 大量の取引を処理することが引き続きSSCの主たるサービス内容となっているが、一部のSSCでは複雑で標準化し難いサービスも提供されている。
  • 多くの企業が引き続き、最適なプロセスの標準化および自動化を目論んでいる。
  • SSCはその発展の段階で大きく変化していく。

調査報告書は、486のSSCを有する127社からの回答に基づいています。参加企業の4割は、Global Fortune 500 Indexに含まれています。