ファミリービジネスサーベイ 2016「ビジョンと戦略のギャップ」:ビジョン実現に向けた中期戦略計画の構築

2017-02-09

グローバル経済を支えるファミリービジネス企業。このセクターの動向について理解を深めるため、PwCでは2年ごとに世界規模の「ファミリービジネスサーベイ」を実施しています。

第8回目を迎える今回の調査は、これまでで最大の規模となり、内容も包括的で最も充実したものとなりました。日本も含め50カ国のファミリービジネス企業の主に経営者2,800人以上を対象にインタビューを実施し、その結果として急激に変化する環境の中でファミリービジネス企業が直面している機会と課題が浮き彫りになりました。

ファミリービジネス企業の課題として、「今の姿」から「めざす姿」へと移行するための戦略に、本腰を入れて取り組んでいるかどうかが挙げられます。成長であれ、多角化であれ、国際化であれ、ファミリービジネス企業は高い目標を抱き続けながらも、十分に実現できていないように思われます。そのためには、会社を次のステージに押し上げるための事業承継計画も含めたしっかりとした中期戦略計画を策定することが求められます。

本レポートでは、サーベイの分析結果に基づく考察のみではなく、「効果的な後継者計画の10のステップ」、「効果的な戦略計画策定の10のステップ」、「現世代が次世代をサポートする5つの方法」などもご紹介しています。