保険業

現行の国際財務報告基準(IFRS)第4号は、経過的な措置として最低限の要求事項のもと、各国の基準の採用を認めており、その結果、保険契約価値の測定にあたり、各国間で異なった、または、整合していない手法が用いられています。これにより、保険会社間の比較は難しくなり、保険事業の経済的価値が市場において正しく評価されない可能性があり、また、資本獲得時に、保険会社が著しく不利な状況に置かれる可能性もあります。

国際会計基準審議会(IASB)は、米国財務会計基準審議会(FASB)とともに、保険契約の発行者による保険契約の会計処理に関する審議を終了し、IASBは2013年6月20日に再公開草案を、FASBは6月27日に公開草案を公表し、基準の最終化に向けて審議しています。

以下に、両審議会において検討されている主要な論点の要約や、実務ガイダンス、および、PwCの見解などについてお知らせします。

実務上のガイダンス、および、主要論点に関するソルベンシー規制との比較検討、などの外部に及ぼす影響については、下記の資料をご参照ください。

2013年

インシュアランス・バナナ・スキン 2017‐保険業界が直面するリスクにかかわるCSFIのサーベイ

インシュアランス・バナナ・スキン 2017は、保険業界が直面しているリスクについて調査し、世界各国の保険業界の実務家および保険業に近いオブザーバーにとって喫緊の課題と思われるリスクを特定するものです。

IFRS第17号 「保険契約」

PwC Japan IFRSプロジェクト室では定期的なIFRS情報提供を行うニュースレターを刊行しています。実務でIFRSに携わる方が最新のIFRSに関する情報を短時間で得られることを目的とするため、できるだけ簡易な内容としています。

第20回世界CEO意識調査/保険業界における主要結果:直面する脅威と変化を受け入れ変革を進める保険業界

本レポートでは、世界CEO意識調査の結果に基づき、保険業界が戦略およびオペレーション面で変革を遂げて行く中、どのように自身を強化できるかについて考察していきます。

IFRS第17号に関するオンラインセミナー(IFRS第17号の概要と適用上の問題・課題について)(2017年5月31日開催)

PwCでは、IFRS第17号に関するウェブキャスト(オンラインセミナー)を2017年5月31日(水)日本時間19:00(ロンドン時間11:00(GMT + 01:00))に行います。IFRS第17号の概要の他、今後検討すべき実務的な問題や適用上の課題などを解説します。

IASBがIFRS第17号「保険契約」を公表‐保険契約会計の新時代が始まる

国際会計基準審議会(IASB)は、2017年5月18日、長い間取り組んできた保険契約に関する会計基準の開発プロジェクトを完了し、IFRS第17号「保険契約」を公表しました。PwCが、その概要を速報で解説します。

金融サービステクノロジー2020年を越えて:破壊を取り込む

フィンテック(FinTech)が金融サービス業界とその監督機関や利用者にどのような影響を及ぼすのか、PwCが金融機関の役割と構造、競争環境、その市場や社会に破壊的な変革をもたらそうとしている大きな力、技術的進歩に焦点を当て分析しています。

目の前に広がる機会:インシュアテックは保険業界をどう変えていくのか

保険会社のフィンテックやデジタルといった大変革を引き起こす可能性のあるものに対する認識度とそれらに対する防御ないし活用の検討状況には未だ大きなギャップがあります。本レポートでは、保険会社が今後の大変革時代においてフロントランナーとなるために、インシュアテック分野で何をすべきかについて考察します。

リスクカルチャーの醸成 ‐リスクカルチャーとコンダクトリスク管理‐

本稿は、コードオブコンダクト、リスクカルチャー醸成の必要性および醸成に必要な要素を解説しています。昨今対応の必要性が高まっているコンダクトリスクの概要およびその管理手段としてのリスクカルチャー醸成について提言します。

インシュアランス・バナナ・スキン 2015 ‐ 保険業界が直面するリスクにかかわるCSFIサーベイ

インシュアランス・バナナ・スキン 2015は、隔年調査であり、保険業界が直面しているリスクについて調査し、世界各国の保険業界の実務家および保険業に近いオブザーバーにとって喫緊の課題と思われるリスクを特定するものです。

FASBの長期保険契約の会計処理に関する特定項目を対象とした改善

米国財務会計基準審議会(FASB)は、2016年9月29日、保険会社による特定の長期保険契約の測定モデルにおける主要な要素の改定を提案する公開草案を公表しました。

規制セミナー(保険行政)

PwCあらた有限責任監査法人は、「規制セミナー(保険行政)」保険業界/Insuranceを2016年7月26日に東京で開催します。

保険‐FASBの長期保険契約の会計処理に関する特定項目を対象とした改善

米国財務会計基準審議会(FASB)は、2016年3月に保険会社による長期保険契約の会計処理に対する特定項目を対象とした変更に関する審議を終了しました。

Insurance 2020 & beyond:サイバー保険に関する展望(2015年12月16日)

サイバー保険の市場規模は、10年後に75億米ドルまで成長すると見込まれています。本レポートでは、どのようにすればクライアントに価値を提供し続けるサイバー保険を提供することができるかなどを探ります。

FS Viewpoint:顧客中心主義のイノベーション

本稿は、PwC米国の金融サービスプラクティスより発行された報告書に、プライスウォーターハウスクーパース株式会社の知見を加えたものです。本稿は2部構成とし、それぞれ異なる視点から顧客ロイヤルティーを高めていく上での施策について考察しています。

日本の保険会社はデジタル化への備えはできているか?

本書は、日本の保険会社が、スマートフォンやInternet of Things(IoT)の普及といったデジタル化のトレンドに対していかに備えるべきかを、海外の先進事例などを参考に考察したものです。

Insurance 2020 & beyond:必要性が再び改革を生み出す

PwCは、保険業界の将来の見解を提示したInsurance2020から5年経った現在において、当初の予測に対して現在までに生じてきた事象を振り返り、そして次の5年間とその先に生じる主要な動向を検討した報告書を出版しました。

山根 祥(Akira Yamane)

PwCコンサルティング合同会社、パートナー 山根 祥(Akira Yamane)のプロフィールを掲載しています。

サム・ホウロン(HouLoong Sam)

PwCコンサルティング合同会社、ディレクター サム・ホウロン(HouLoong Sam)のプロフィールを掲載しています。

Insurance 2020:デジタル化の加速‐デジタルフロントランナーになるための近道(2015年03月23日)

本報告書は、PwCのInsurance 2020シリーズの最新版です。本報告書はグローバル編と日本編の2部構成とし、それぞれ異なる視点からデジタル技術にかかわるメガトレンドについて考察します。

澤口 雅昭(Masaaki Sawaguchi)

PwCあらた有限責任監査法人 パートナー 澤口 雅昭(Masaaki Sawaguchi)のプロフィールを掲載しています。

奈良 昌彦(Masahiko Nara)

PwCあらた有限責任監査法人 パートナー 奈良 昌彦(Masahiko Nara)のプロフィールを掲載しています。

会社法計算書類の実務‐作成・開示の総合解説‐(第7版)(2015年01月28日)

本書では、会社法計算書類の作成方法や会社法の計算関係の最新実務について、各種ひな型・記載モデルなども織り込みながら記載事例を多数示し、解説しています。(中央経済社/2015年2月)

Smarter incentives:‐報酬規制の変化を強みに変える‐(2015年01月21日)

報酬規制を順守しつつ、自社の報酬制度を必要な人材を惹き付け、引き留め、組織や社員のベクトルを一つに合わせるための企業基盤として、より機能させるためのポイントやアプローチを紹介します。

久保 康(Yasushi Kubo)

PwCコンサルティング合同会社、シニアマネージャー 久保 康(Yasushi Kubo)のプロフィールを掲載しています。

市川 健一(Kenichi Ichikawa)

PwCアドバイザリー合同会社、シニアマネージャー 市川 健一(Kenichi Ichikawa)のプロフィールを掲載しています。

藤田 通紀(Michinori Fujita)

PwCコンサルティング合同会社、ディレクター 藤田 通紀(Michinori Fujita)のプロフィールを掲載しています。

出澤 尚(Takashi Idesawa)<br>パートナー<br>執行役 アシュアランス戦略・企画担当/金融ビジネス副担当

PwCあらた有限責任監査法人 パートナー 出澤 尚(Takashi Idesawa)のプロフィールを掲載しています。

アビジート・ムコパドヤイ(Abhijit A Mukhopadhyay)

PwCコンサルティング合同会社、パートナー アビジート・ムコパドヤイ(Abhijit A Mukhopadhyay)のプロフィールを掲載しています。

ERM/ORSAサーベイ報告書‐ORSA導入を見据えた各社の取り組み状況(2014年07月30日)

日本の保険会社に対するERM/ORSAの取り組み状況に関する調査から、リスク選好方針などについて対応を進めている一方で、内部モデルの検証やERMに関する内部監査の整備で、準備段階の会社も多いことが判明しました。

Point of view: Insurance contract accounting: The path forward(2013年12月19日)

FASBおよびIASBは、2008年より保険契約の会計について合同で審議をしています。単一の会計基準への道には課題も多く存在します。この報告書では、両審議会の現状の概要をまとめるとともに、PwCの見解を掲載しています。

保険会計の未来を切り開く‐最新の公開草案「保険契約」に対するPwCによる回答の要約‐(2013年11月29日)

本書は、保険会社において、より首尾一貫した、そして比較可能な報告を考案し、投資家に保険事業の価値を示す、保険契約に関する新しい基準書について論じるものです。

Practical guide to IFRS ‐再公開草案は保険契約の会計を大きく変えるであろう PwCによる実務ガイダンス(2013年08月30日)

2013年6月20日、IASBは、2010年の公開草案に対して受け取った回答を反映した保険契約の会計に関する再公開草案を公開しました。この実務ガイドは、主要な提案およびその影響を要約しています。

インシュアランス・バナナ・スキン 2013‐保険業界が直面するリスクにかかわるCSFIサーベイ(2013年07月31日)

インシュアランス・バナナ・スキン 2013は、隔年調査であり、保険業界が直面しているリスクを特定するもので、54カ国、660名に及ぶ保険業における実務家と規制当局、オブザーバーからの回答に基づいています。

保険契約‐2013年第2四半期に保険契約の会計処理を大幅に変更する公開草案を公表(2013年06月07日)

FASBとIASBは、保険契約の会計処理に関する審議を終了し、公開草案を6月末までに公表する見通しです(注:IASBは2013年6月20日に再公開草案を、FASBは6月27に公開草案を公表済み)。

Bringing together IFRS and Solvency II~IFRSとソルベンシーⅡのプロジェクトを同時に進行させる(2013年01月30日)

本報告書は、保険契約に関する新しいIFRSフェーズⅡの適用に向けて、ソルベンシーⅡへの投資をIFRS目的で最大限に活用することを含め、貴社のビジネスにおいていかに効率的に準備を進めるかを検討しています。

The enormity of uniformity:保険会社は、どのようにしてグローバルな規則と動向を、現地のコンプライアンスに組み込むのか(2013年01月28日)

本報告書は、保険会社がどのようにグローバルな規則と動向を現地のコンプライアンスに組み込むかについて、5つの重点分野に関して検討しています。

ソルベンシーⅡ 第二の柱-リスク管理における運営上の課題

第二の柱は、リスク管理をビジネスモデルの中心に据える事を要請しています。本書は組織構造の観点から、ソルベンシーⅡ規制への対応が迫られている保険会社へのツールボックスとなることを目的として作成しました。

PwC Japan金融サービスのご案内

PwC Japanは、金融機関の成長戦略を支援するとともに、コンプライアンスやリスク管理などの経営課題への対処を支援するために、監査、アドバイザリー、税務の専門家が相互に連携してサービスを提供します。

保険業界へのプロフェッショナルサービス

PwCコンサルティング合同会社は、長年にわたり蓄積された保険業界に関する知識やノウハウを活かし、あらゆる局面で保険業界を支援します。

Cutting through the regulatory knot~世界各国における新規制の動向および保険戦略への影響~(2012年07月18日)

最新の規制動向を方向づける根底にある動き、それらの背景にある考え方、戦略や業務への影響を検討することによって、保険会社が規制の詳細を把握する一助となるよう作成されたレポートです。

ソルベンシーⅡ報告要件(2012年05月31日)

本レポートでは、提案の概要および重要な提案事項、不確定分野等について紹介しています。また、付録として定量的報告用テンプレートの詳細を説明したリストを掲載しています。

米国ORSA対応へ向けた準備(2012年05月31日)

本レポートでは、マニュアルの主な特徴および今後のORSA対応にあたり保険会社に及ぼすであろう影響について考察されています。

FATCA規則案により保険会社はどのような影響を受けるか?(2012年02月02日)

2012年2月8日、外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に関する規則案が公表され、保険業界への導入に関する具体的なガイダンスが提供されました。保険業界への影響が大きい主な項目の概要およびPwCの見解を掲載しています。

Insurance 2020(2012年01月18日)

保険業界に変革をもたらす主要なドライバー、また、それらの保険ビジネスへの影響について調査したレポートです。

Seeing the wood for the trees(2011年11月15日)

本レポートでは、保険会社が内部向けおよび外部向けの財務報告を見直し、一貫性のある戦略を開示することが、どのように投資家からの信頼回復に役立つかについて記載しています。

ソルベンシーⅡは、どこへ向かうのか(2011年08月17日)

本レポートでは、欧州議会の提案のうち、主要論点について明瞭かつ簡潔に説明するとともに、欧州理事会の提案との比較、さらに今後の動向や保険業界への影響について解説しています。

モデル構築に期待される成果(2011年07月25日)

保険会社は、今、財務モデルへ投資することによって、ソルベンシーⅡ導入後に経営上およびビジネス上の利益がもたらされることを期待しています。本報告書では、保険会社がどの程度準備を進めてきているかについて記述しています。

インシュアランス・バナナ・スキン 2011‐保険業界が直面するリスクにかかわるCSFIサーベイ(2011年6月16日)

PwCがCSFIと共同で保険業従事者を対象に実施した、直面するリスクの特定とその優先順位についての調査結果をまとめた報告書です。規制が1位で、ほかには自己資本、マクロ経済の動向、運用成績、自然災害などが上位につけています。

ソルベンシーⅡ‐最新の草案で完全適用の1年延期を示唆(2011年06月15日)

Omnibus Ⅱの最新草案では、ソルベンシーⅡの全要件の適用が、当初予想されていた時期より1年遅い、2014年1月1日まで延期されることが示されています。本レポートは、この最新草案の内容を速報でお伝えするものです。

QIS5の示唆するもの(2011年03月16日)

2011年3月14日、欧州保険・年金監督機構(以下EIOPA)よりソルベンシーⅡに関する第5回定量的影響度調査(QIS5)の結果が公表されました。

ソルベンシーⅡ- Omnibus Ⅱ(草案)の要約(2011年01月19日)

2011年1月19日、Omnibus Ⅱ Directiveの草案(暫定版)が発表されました。この草案が適用された場合、ソルベンシーⅡ指令は一部修正されることとなります。本レポートでは、このOmnibus Ⅱが提案する主要ポイントを紹介します。

自己資本とリスク管理 - 米国保険会社に対するソルベンシーⅡの影響について(2011年01月10日)

ソルベンシーⅡの直接的影響を受けない会社を含め、すべての保険会社がソルベンシーⅡを意識した新たな規制の枠組みに着目するようになってきています。本レポートでは、米国保険会社に対するソルベンシーⅡの影響について紹介しています。

A Practical Guide to IFRS 8(日本語版)(2010年07月10日)

投資判断やポートフォリオの入れ替えなどの経営判断・管理を個別の投資不動産ごとに行なっている場合も多く、このような多様性および特殊性を有する不動産ファンドにセグメント開示を適用するに当たり、検討すべき課題についてQ&A形式でまとめています。

保険業界における全社的リスクマネジメント(ERM)- グローバル調査のサマリー(2008年10月20日)

PwCが世界の先進的な保険会社53社に対し実施した「グローバルERM調査2008」の調査結果(サマリー)です。