PwCの2013年度の総収益、321億米ドルに

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  • 米州、中東、アフリカで引き続き堅調な収益拡大
  • 欧州は厳しい経済環境下で増収達成
  • PwCによる2014年の世界GDP成長率の予想は3%
  • 新たに38,000人を採用し、スタッフ総数は184,000人に
  • 成長市場と成長事業に10億米ドル投資予定


PwC Japan

*本プレスリリースは、2013年10月1日にPwCが発表したプレスリリースの翻訳です。

2013年10月1日 ニューヨーク - PwC(プライスウォーターハウスクーパース)は、2013年6月期決算において321億米ドルの営業総収益を計上、過去最高収益を達成しました。PwCのすべての主要メンバーファームと主要サービスラインで収益が引き続き順調に拡大、厳しい市場・事業環境下で力強い業績を維持しました。恒常為替レートベースで4%の増収となりました。

プライスウォーターハウスクーパース・インターナショナル会長のデニス・M・ナリー(Dennis M. Nally)は、次のようにコメントしています。

「厳しい経済情勢と市場競争の激化にもかかわらず、引き続き世界各地のPwCメンバーファームで増収が達成されました。これは、私たちの人材の能力、PwCネットワークの強さ、そして、クライアントサービスの質への投資が結実してきたことを示す証左にほかなりません。私たちが世界中で手掛けるすべての業務は、個々のクライアント、もしくは私たちが業務を行っている各地のより広範な地域社会に対し、信頼を構築し重要課題の解決を支援することに明確に重点を置いています」

「全世界におけるPwCの事業の発展に向けて、今後3年間で総額10億米ドル超の投資を行う予定です。特に新興市場ならびにサイバーセキュリティ関連やリスクアシュアランスなど成長が顕著なクライアントサービスには力を入れていきます」

「途上国経済は、減速しながらも、依然としてより成熟した経済圏を上回るペースで成長しています。5年にわたる危機、リセッション、低成長を経て、ようやく持続可能な回復を示す明るい兆しが見え始めています。米国と日本が成長に転じ、ユーロ圏がリセッションを抜け出しつつあります」

「総じて言えば、PwCは慎重ながら楽観的な見通しを持っており、来年の世界のGDP成長率は3%と見込んでいます」

「私たちは、PwCで働く人々を大変誇りに思っています。2013年度も引き続き最高の人材の採用に力を注ぎ、その結果、現時点で、世界中で184,000人以上のスタッフを擁しています」

PwCは、2013年度においても約20,000人の新卒者と15,000人近い経験者を採用、世界有数の新卒採用ファームとなりました。2014年度にはさらに多くの新卒採用を実施する予定です。

地域別業績

北・南米地域の収益は3年連続で大きく伸び、北米は7%増、南米は9%増となりました。この持続的な収益拡大は、同地域におけるアドバイザリーサービスとコンサルティングサービスでPwCの市場シェアが伸びていることを反映しています。

中東・アフリカの途上国市場においても、収益が引き続き拡大しました。持続的な投資とアフリカのメンバーファームの整理統合が功を奏して、7%の増収となりました。

多くの欧州諸国で困難な経済状況が続いているにもかかわらず、欧州でも増収を確保しました。西欧は2%増、中・東欧は3%増でした。PwCは、2014年には、ユーロ圏の状況が安定化するにつれ、欧州の大部分で徐々に経済成長率が回復すると予測しています。

アジアは2%の増収となりましたが、これは、アシュアランスサービスにおける市場競争が高まっていること、さらには、アジア地域全般、とりわけ中国やインドで経済が減速していることを踏まえると、好業績と言えます。オーストラリア・太平洋地域においては経済状況の悪化がメンバーファームの収益を押し下げ、1%の減収となりました。

全体的に見ると、途上国市場における収益は、現時点でPwCの世界全体の収益の20%を占めており、この先数年間で倍増すると見込まれています。

事業部門別業績

世界最大規模を誇るPwCのアシュアランスサービスの収益は、恒常為替レートベースで1.5%近く増えて148億米ドルとなりました。この増収は、競争がきわめて激しく、伝統的な監査サービスの市場が成熟しているにもかかわらず、達成されたものです。監査以外のアシュアランスサービスについては、リスク報告やトータル・インパクト・メジャーメントといった新たな形態のアシュアランスサービスに対するニーズの高まりに牽引される形で大きな需要が存在し、さらに拡大しつつあります。

アドバイザリーサービスは全世界的に力強い事業拡大が続いています。同事業の収益は8%増の92億米ドルとなり、現在、PwCの全世界における総収益の29%を占めるに至っています。継続的な増収は、戦略コンサルティング分野におけるPwCのブランド力が高まったこと、ディールアドバイザリー分野における好業績によるもので、世界中でM&A件数が比較的低水準にとどまったにもかかわらず達成に至りました。

PwCのアドバイザリーサービス事業の拡大は、有機的拡大に重きを置いた戦略の結果です。PwCの複数のメンバーファームがアドバイザリーサービス市場で選択的買収を実施しましたが、こうした買収は、妥当な価格でPwCの事業に大きなインパクトをもたらすと判断された場合に限り実行されました。

税務サービスは3年連続で大幅増収を達成しました。同事業の収益は5%増の82億米ドルとなり、税務サービスで世界最大を誇るPwCの地位を確固たるものにしました。税務コンプライアンスや税務アドバイザリーサービスに対するニーズが世界中で高まっていることから、税務サービスに対する需要はこの先も堅調に推移すると予想されます。PwCの各メンバーファームは、2004年に初めて発行されたPwCグローバルネットワーク税務行動基準に基づいて、事業活動を行っています。詳しくは、「PwCグローバルネットワーク税務行動基準 」をご参照ください。

全事業合わせると、PwCネットワークは、フォーチュン・グローバル500企業(Fortune Global 500)の84%、フィナンシャル・タイムズ・グローバル500企業(FT Global 500)の90%に、サービスを提供しています。

企業としての責任

企業は、社会において果たすべき重要な責任があることを、ますます強く認識するようになってきており、PwCは、社会が直面する重要な課題の解決者としての役割を果たすことを信条としています。これに関するPwCの戦略的意図は、正しいことをすること、そして、変化を促す触媒となることです。2013年度においては、PwCのメンバーファームおよびスタッフは合わせて7,400万米ドルを地域活動に寄付し、47,000人を超えるスタッフが延べ500,000時間超のボランティア活動に従事しました。

以上

注記

図1:地域別 PwCメンバーファームの総収益 (単位:百万米ドル)
  FY13
(FY13為替レート)
FY12
(FY12為替レート)
増減率 増減率
(恒常為替レート)
アジア 3,706 3,728 -0.6% 2.1%
オーストラリア・太平洋 1,642 1,681 -2.3% -0.9%
中・東欧 809 816 -0.7% 2.6%
西欧 11,828 11,984 -1.3% 1.5%
中東・アフリカ 1,074 1,077 -0.2% 6.8%/td>
北米・カリブ海 12,000 11,187 7.3% 7.3%
中南米 1,028 1,037 -0.9% 9.4%
総収益 32,088 31,510 1.8% 4.0%
FY13の収益は、PwC全ファームの合計収益で、FY13の為替レートの平均で換算し米ドルで表示しています。FY12の合計収益はFY12の為替レートの平均で表示しています。収益にはクライアントに請求した経費も含まれます。会計年度は6月30日締めです。
図2: サービスライン別 PwCメンバーファームの総収益 (単位:百万米ドル)
  FY13
(FY13為替レート)
FY12
(FY12為替レート)
増減率 増減率
(恒常為替レート)
アシュアランス 14,761 14,864 -0.7% 1.4%
アドバイザリー 9,153 8,702 5.2% 7.6%
税務 8,175 7,944 2.9% 4.9%
総収益 32,088 31,510 1.8% 4.0%
クライアントに請求した経費 (1,863) (1,854) 0.5% 2.7%
純収益 30,226 29,657 1.9% 4.1%
FY13の収益は、PwC全ファームの合計収益で、FY13の為替レートの平均で換算し米ドルで表示しています。FY12の合計収益はFY12の為替レートの平均で表示しています。収益にはクライアントに請求した経費も含まれます。会計年度は6月30日締めです。

PwCによるGDP成長率の予測値はインフレ率を除いた実質GDP成長率です。

PwCについて
PwCは、世界157カ国におよぶグローバルネットワークに184,000人以上のスタッフを有し、高品質な監査、税務、アドバイザリーサービスの提供を通じて、企業・団体や個人の価値創造を支援しています。詳細はwww.pwc.comをご覧ください。
PwC Japanについて
PwC Japanは、あらた監査法人、京都監査法人、プライスウォーターハウスクーパース株式会社、税理士法人プライスウォーターハウスクーパース、およびそれらの関連会社の総称です。各法人はPwCグローバルネットワークの日本におけるメンバーファーム、またはその指定子会社であり、それぞれ独立した別法人として業務を行っています。
複雑化・多様化する企業の経営課題に対し、PwC Japanでは、監査およびアシュアランス、アドバイザリー、そして税務における卓越した専門性を結集し、それらを有機的に協働させる体制を整えています。また、公認会計士、税理士、その他専門職員約4,000人を擁するプロフェッショナルサービスファームとして、クライアントニーズにより的確に対応したサービスの提供に努めています。