混迷期を率いる世界のCEOが最も尊敬するリーダーは?

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PwC Japan

*本プレスリリースは、2013年4月15日にPwCが発表したプレスリリースの翻訳です。

リーダーの条件とは何でしょうか。リーダーには共通する特徴があるのでしょうか。それともその時代の課題や状況が決めるものでしょうか。そして、変化する経済情勢の中でビジネスを成功に導くには、何が必要でしょうか。不確実な将来に向けて、企業はリーダーに何を求めるべきでしょうか。

PwC(プライスウォーターハウスクーパース)が本年1月に実施した「第16回世界CEO意識調査」では、世界の企業のCEO約1,400人に対し、最も尊敬するリーダーと彼らの行動で最も評価すべき点について尋ねました。

その結果、戦士型(ナポレオン・ボナパルト、アレクサンダー大王)、改革者型(ジャック・ウェルチ)、逆境克服型(ウィンストン・チャーチル、エーブラハム・リンカーン)、大衆魅了型(マハトマ・ガンジー、ネルソン・マンデラ)、意見調整型(ビル・クリントン)といういくつかの明確なタイプが浮かび上がりました。

CEOが最も尊敬する存在として選んだリーダーは、ウィンストン・チャーチル、そして、最も多くの国(37カ国)で名前が挙がったのは、スティーブ・ジョブズでした。チャーチルは西欧諸国で幅広く人気があり、フランスではシャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)、イタリアではニッコロ・マキャベリ(Niccolo Machiavelli)を抑えて1位となりました。またトルコでも、2度の首相経験者である(1940~45年、1951~55年)チャーチルが、ムスタファ・ケマル・アタチュルク(Mustafa Kemal Ataturk)に続き、ガンジーと並んで2位になりました。

世界のCEOが選んだ尊敬するリーダー トップ10

1. ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)

2. スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)

3. マハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi)

4. ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)

5. ジャック・ウェルチ(Jack Welch)

6. エーブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)

7. マーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)

8. ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)

9. ジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)

10. ビル・クリントン(Bill Clinton)/ナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)

リーダーの分類別にみると、約60%のCEOが戦後の政治家もしくは軍事的指導者を選びましたが、次に人気が高かったのは、ビジネスリーダー、歴史上のリーダー、現代のリーダーでした。その他には、作家、アーティスト、哲学者、スポーツ選手、宗教指導者、架空の人物が挙がりましたが、同僚を選んだCEOも1%いました。

女性のリーダーでは15人の名前が挙がりましたが、上位10人に入ったのはサッチャーのみでした。次に人気が高かったのは、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)、アイン・ランド(Ayn Rand)、マザー・テレサ(Mother Teresa)、クイーン・エリザベス1世(Queen Elizabeth I)でした。また、女性のCEOは、女性リーダーを選ぶ傾向が男性のCEOよりも4倍高く見られました。

リーダーシップへの注目が高まる中、PwCの本調査では、遠い過去においても重要であった柔軟性、現実主義、敏捷性といったリーダーの特徴は現代にも通じるものであるということが明らかになりました。

PwCのヒューマンリソースサービス部門のグローバルリーダーであるマイケル・レンデル(Michael Rendell)は、「リーダーに求められる役割や期待は変化しているものの、CEOは今も歴史を振り返ってロールモデルを見つけようとしているのは明らかです。短期的な目標と、長期的な目標、そしてデジタル革命がもたらした透明性の向上が原動力となって、機動力に優れた新世代のリーダーが誕生しています」と述べています。

以上

注記

1. 世界のCEOの最も尊敬するリーダーに関する全調査結果については、こちらのサイト( www.pwc.com/ceosurvey/leaders )をご参照ください。同サイトでは、国別の結果を紹介した地図を掲載しています。また、(1) 優れたリーダーの条件、(2) 最も尊敬するリーダー、についてのアンケート調査を行っており、どなたでも投票が可能です。
* 日本における上位3位の結果は、織田信長、上杉鷹山、松下幸之助となっています。

2. 本結果は、PwCの「第16回世界CEO意識調査」(2012年第4四半期に実施)の一部として、世界68カ国・地域で1,437人のCEOを対象に行われたインタビューによるものです。

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