グローバル投資家サーベイ2017 投資家の意識変化‐未来をどう描くか

このThought Leadershipは、2017年3月17日付けプレスリリースでお知らせした「2017 Global Investor Survey」の日本語訳となります。

本冊子は、世界各国の550名を超える投資家に対して、今後の世界経済に対する見方、不確実な時代の企業経営のあり方、テクノロジーの急速な進歩がもたらす影響などについて、インタビューやオンライン調査を行った結果をとりまとめたものです。昨年に続き、今年もPwCが別途実施した「第20回世界CEO意識調査」におけるCEOの回答と比較しつつ分析を行っています。例えば、以下のような調査結果が示されています。

  • 投資家の45%は今後の世界経済の成長に明るい見方をしており、しかもCEOの29%に比べて楽観的でした。
  • 投資家・CEOともに、米国・中国・ドイツ・英国が今後の企業成長にとって重要な国であることで一致しました。
  • また、投資家・CEOともに、テクノロジーが今後も企業の競争に大きな影響をもたらすことで一致しています。
  • 一方、企業の成長にとって脅威となるリスクとして、CEOは不透明な経済見通し・過剰な規制・鍵となる人材スキルの確保を上位に挙げたのに対して投資家は、地政学的な不確実性・保護主義・ユーロ圏の将来を懸念しており相違が見られます。

テクノロジーの進歩によってデジタル化が進み、さまざまな情報が拡散されるなかで、企業はステークホルダーの期待に応えて信頼を維持してくことが難しくなると投資家・CEOはともに感じており、これからの時代においては企業がその価値、文化、行動に反映される確固たる企業目的を持つことがますます重要になると考えています。

世界の投資家・CEOが何に関心を持ち、何を考え、どのような行動をとろうとしているのかをご紹介しています。

(2017年4月)